購入価格: ¥900くらい ※島忠ホームズで購入
標準価格: ¥1,134 (税込)
『普段のメンテナンスには勿体ないが、グリスアップの作業中に写真撮影をするような場合には便利』
■ グリスアップしながら写真撮影するために
私は自転車のメンテナンスが結構好きだ。特にハブやペダルのグリスアップは、手間はかかるがやりがいを感じる。だが、手や工具がグリスでベタベタになるのが煩わしく感じることはある。私は作業内容を記録するために写真を撮ることが多いが、作業を中断する度に手を洗いに行くのは少々面倒。手を洗う度に作業中断すると、作業時間が大幅に長引いてしまう。こんなときには薄手のゴム手袋があれば便利だ。私が使っているのは、クイン天然ゴム手袋というものだ。
宇都宮製作 クイン天然ゴム手袋 Mサイズ
■ ワンサイズ上なら着脱しやすい
クイン 天然ゴム手袋は、材質に天然ゴムラテックスを用いたゴム手袋だ。手にぴったりフィットする薄手仕上げにより、素手のような感覚で使えることを特長としている。粉は叩かれておらず、左右兼用のタイプだ。元々、大掃除のために購入したものだが、1箱に100枚も入っていて使いきれないので、自転車のメンテナンスにも使うようになった。
サイズはS、M、Lの3つが用意されており、中指の長さや手のひらの幅に合わせてサイズを決められるようになっている。私は島忠ホームズの大型店でサンプルを試着して購入。私の手の大きさではSサイズだが、窮屈すぎて着脱がスムーズにできないのでMサイズにした。伸縮性が高いので、Mサイズでもしっかりフィットする。
ワンサイズ上のほうが着脱しやすい (左)
ゴムがたるんで見えるが、実際にはしっかりフィットしている (右)
■ 手が汚れないだけでなく、工具やパーツが滑りにくい
このゴム手袋をはめてグリスアップの作業をしてみると、手がベトベトにならずとても快適だ。手にジャストフィットするので、グリスを薄く塗るような繊細な作業も素手の感覚でできる。しかも、グリスで手が滑りにくく、工具やパーツをしっかり保持できる。
本来は適正サイズを作業終了までつけっぱなしにする手袋のようだが、ワンサイズ上にすると作業の繊細さと着脱の容易さを両立でき、使い捨ての回数が減る。ゴム手袋に多くグリスが付着したら、ペーパータオルで拭き取ると再び作業しやすくなる。いかに沢山入っているとはいえ、作業を中断する度にゴム手袋を捨てるのは心が痛む。このように工夫することで、節約しながら手を汚さないようにすることが可能だ。
片方のゴム手袋は普通に外せても、もう片方の手袋を素手で外すとグリスが付いてしまう。コツはもう片方の手袋をペーパータオルやラジオペンチで引っ張って外すことだ。この手袋の天然ゴムは引っ張りに強く、簡単には切れたりしない。着脱を繰り返すと指先が伸びるが、作業に支障が出るほどではない。
手袋を片方外して写真撮影。外したゴム手袋はステンレストレイに入れるべきだった
■ 普段は勿体ないが、頻繁に作業を中断する際には便利
クイン天然ゴム手袋は、溶剤を使うような作業には向いてなさそうだが、グリスアップくらいなら特に問題なく使える。作業の度にこの他袋を使うのはさすがに勿体ないので、普段は普通に素手でグリスを塗っている。写真撮影やコンピューターを操作しながら、長時間のグリスアップをするような場合には、クイン天然ゴム手袋はとても役に立つはずだ。
価格評価→★★★★☆ (1箱に100枚も入っている。使い方次第で節約可能)
評 価→★★★★☆ (手が汚れないだけでなく、工具やパーツが滑らず、繊細な作業ができるのが良い)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー