購入価格 ¥8000
行きつけで購入。
完成車に付属していたカーボン巻きアルミピラーからのパーツ変更。
10000kmほど使用したのでレビューをする。
・換装した結果
軽くなった。
ただ持つだけではわからないがダンシング時バイクを左右に振るときに軽量化の効果を実感した。
・価格
2年前、2012年。行きつけで¥8000で購入した。
この値段であれば代理店HPの通りコストパフォーマンスは抜群。
ただ、今HPを確認したところ約¥16000ほどに値上がりしていた。いきつけで多少値引きはあったものの、この値上がりはすごい。
円高の時は海外通販にて¥4000台で購入したという報告も散見したので実売価格が上がっていることは間違いない。
・取り付け
簡単、なはずなんだけど手こずった。
ピラー前後に付けられたそれぞれ付けられた2本のボルトでサドルを固定する。
少し緩めてから出来た隙間にレールを入れる、というのがおそらく正しい取り付け方だと思われる。
俺の場合ボルトを完全に外してしまい、ボルトとサドルの取り付けを同時にやろうとしてしまい余計に難易度を上げてしまった。
・振動吸収性
ネット上ではカーボンピラーで振動吸収性が向上するのか、し無いのかでよく議論される。
俺はどちらかというと効果有る派だ。
アルミピラーと比べるとカーボンのドリティッシモは振動吸収性が確かに高い。
ただし、アルミフレームと組み合わせても効果は薄い。振動が大きすぎていなしきれていない。
カーボンフレームに組み込むとかなりいい仕事をする。
(このピラーをアルミとカーボン両方のフレームで5000kmずつ走ったやつなんて他にいるのかな)
・重量
カタログ値228g
測っていないが、完成車付属のアルミピラーが310gくらいだったので間違いなく軽量化はされた。
ピラーの100gは持っただけではその軽さを感じることは難しい。実感するのはバイクを振るときだ。
ダンシングする時の100gは大きい。反応が良すぎて腕と体幹の動きに最適化が必要だった。
ただこれは普段サドルバッグに物を入れまくる人だと分かりづらいかもしれない。
・見た目
ぶっちゃけこのピラーを買った1番の理由。
めちゃかっこいい。なにせプロでもデダの供給を受けてるチームで、セットバックゼロのピラーを選ぶときこれを使う。安く買えるプロ機材リストに入ってる商品だ。そしてそんなリストは無い。
ともかくアダムハンセンが使っているだけあってかっこいい。
近くで見るとツヤありのカーボン織り目模様。
真っ黒でストレートな見た目なのでシートチューブが黒いフレームと組み合わせると…
あ、あれ?ぱっと見インテグラルシートポストみたい!
フレームカラーが黒い人、ぜひ試してみて欲しい。
・ポジション
セットバックゼロのピラーなんて他にもあるのであえて書くことでも無いけど、当然前乗りになります。
ネット上にはセットバック無いと近すぎて使い物にならないという意見もある。ここら辺は人それぞれなのでなんとも言えないが、しかし、言うほどか?
レール目一杯後ろに下げてサドルの後ろを使うつもりでいけば俺は問題なかった、と言うかそれでベストポジションを出せた。ローラー回す時も実走もバッチリ太もも使えます。ハムで踏めます。
サイクリングロードでピラーに注目してみるとセットバックがあるピラーでもレールを前側に目一杯出して使ってる人もいるし、そうなるとストレートピラー使うのと大差無いし…。
ポジション沼の闇は深いよ。
でもまぁやっぱそこらへんは自己責任で。
・まとめ
かっこいいです。
要するにピラーをカスタムする意味って軽量化3割見た目7割じゃないかなぁ。
あとはポジション出しのついでにちょっと良いもの買うとか。
まぁとにかく織り目模様に白のDEDAロゴ 赤のDrittissimo表記は確かにかっこいいよ。
もうちょっと身体をハンドルに近づけたい、なおかつちょっとカスタムしてカッコ良くしたい!という方
ドリティッシモ、いかかですか…。
価格評価→★★★★★ 1万以下で買えれば御の字。¥16000となると…うーん…
評 価→★★★★★ かっこいい!
<オプション>
年 式→2012
カタログ重量→210g