EPSON PULSENSE PS-100 BL
購入価格 15,980円 国内発売日にAmazonで購入
Bluetooth 4.0(BLE)対応の国内メーカー初の腕輪型の心拍数計装備アクティビティトラッカーです。
シーテックジャパン2014の記事にこれがあり、もしかしてSTRADA SMARTと接続できるのではないかとツイッタ―でつぶやいたところ、会場にいたCATEYEの担当の方がペアリングテストをしてつながることを確認してくれたため、STRADE SMART共々購入を決意しました。
自分の接続環境は以下です。
Android端末: Nexus7(2013)/Android 4.4.5 Xperia Z1f/Android 4.4.2
サイコン: CATEYE STRADA SMART + ISC-12
サイコンアプリ: CATEYE Cycling 1.0.0 ※サイコンアプリと接続するときは公式アプリを強制終了する必要があります。(Androidの場合)
2/3現在、今はまともに使えるようになりましたがここまで来るのにほぼ3ヵ月かかりました。
発売当初、ファームウェアVer1.0.1および公式アプリVer1.04の状態の時は正直まだ未完成品といっても過言ではなく、公式アプリでもまともにつながらない、Android4.4+をうたっているのにつながる機種がほぼない、他の方の情報ではiOSだとまだマシ、という状態でした。 どれくらいひどい状態かというと、
・ペアリングが1日持たないのは当たり前、3分で切れることも ・ペアリングしたのに無限にペアリング要求することが頻発 ・PULSENSEにとってデータ取得はペアリングロストのなりそこない ・データ取得中にペアリングロストも日常茶飯事 ・起床すれば余裕でペアリングロスト ・一回のデータ取得でグラフがウェブとアプリで別のものに見える ・ほかのアプリでペアリングできても納得いかなければ心拍数データを渡さずにペアリングロスト ・対応確認機種でもペアリングできない ・グッと三本ローラー5分しただけでペアリングがロストした
などと、全盛期のイチローコピペ改変をしたくなるくらいひどかったです。 嘘みたいだろ?全部本当なんだぜ…
と、まぁこんな苦労も過去の話になりました。なったんですよ、ええ。
ファームウェア Ver1.10と公式アプリ 1.0.5で、問題なく使えるようになったのです! マジで感動しました。ペアリングが切れない!って…当たり前のことのはずなのに…!
と、長々前節書きましたが、レビューはこのまともに動く状態の前の話です。
計測精度→★★★★☆ POLER CS500の胸バンドと併用で三本ローラーをしてみましたが、ほぼ一緒です。 わずかにタイミングがずれるときがありましたが、上がり方下がり方はほぼ同タイミングです。 他のLEDタイプ心拍計はMIOのものを使っているようですが、こちらはどうやらEPSONの独自開発っぽいです。 心拍データの計測タイミングは4秒か5秒です。たしか説明書に書いてあった気がしますが忘れました(ぉ 大体においては正確だと思われますが時折取得ミスって大きく上下するときがあります(★-1)
付け心地→★★★☆☆ シリコンバンドの付け心地はなめらかで、平常時は引っかかりもなく少々毛が多い自分の腕でも 毛が巻き込まれるようなことはないです。 運動をして汗をかいても、もちろんべたつくこともありません。 PS-100は三つ折ロックタイプで、調整のカギの部分がちょっと肌に触れますが、自分は気になりません。 特に可もなく不可もなく、の付け心地ですが、バンドが布との摩擦抵抗が高いため寝ているときに結構布団に引っかかります。ロックの端に引っかかってPS-100が外れることもしばしばありました。 そこがネックですかね。(★-1) 腕時計をつけなれてないからだと思いますが、自分は長く装着していると多少違和感があります。というか肩がこります。(★-1) どーしても気になる人は三つ折ロック部分は普通の時計のように外せますので、外してリストバンドで押さえるとかでも大丈夫だと思います。 ヘッドバンドで額に押さえるとかも行けます。ヘルメットにそれなりの余裕があれば、そのままかぶれます。なお外した後は三只眼吽迦羅になれます。
デザイン→★★☆☆☆ 可もなく不可もなく、というか正直デザインはこだわっていない作りです。 良く言って工業製品、悪く言って工業製品…どちらにせよ工業製品。 他のメーカーのアクティビティトラッカーはデザインまでこだわっていますが、このあたりは日本メーカーっぽいというか…所有欲を満たすとかオシャレ感とかはゼロです。(★-3) もうデザインは捨てて、コアユニットと各種バンド(手首、額、足首、上腕、テープなど)でどこにでも装着できるようにした方がいいんじゃないかと思うレベルです。
稼働時間→★★★★☆ 公称36時間、運動をしない場合、実働もほぼ同じ程度でした。 自宅から都民の森までの往復170kmくらいを走ってみた時ですが、だいたい28時間くらいでした。 フル充電すれば24時間は確実にもつ、といった感じです。 この時は心拍範囲をLED表示していましたので、それを切ればもっと行けるはずです。 このあたり結構優秀ですが、できれば5日くらいは持ってほしいところですね。充電面倒だし。(★-1)
まともに動くようになった現在、ですが最安値で13,000円くらいです。 ただ、まだ市場に出回っているのはたぶんファームウェアVer1.01です。 ファームウェアをアップデートするには、1.01と接続できるAndroid端末か、iPhone5以上が必要です。 自分はたまたまNexus7(2013)がリファレンス機の強みで接続できたから助かりました。 だた、今だとアプリVer1.0.5だと今Nexus7(2013)にインストールできないので、iPhone5以降のほうがおすすめです。 Androidは、対応機種か、XperiaZ3か、APKを単体で拾ってくるとか導入できる人でないと今はまだ無理です。
価格評価→★★★★☆(ファームウェア1.10の場合。1.01は運動すると光る変な腕輪を楽しんでください) 評 価→★★★★☆(もう胸バンドに戻れません。)
<オプション> 年 式→2014年 カタログ重量→ 31g(実測 30g)
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