購入価格 ¥2000(定価税込2700円)
【素材】【素材】甲:0.5mm厚両面ジャージネオプレン
指のはら:合成皮革
【平均重量】92g
【カラー】ブラック(BK)
【サイズ】S / M / L(男女兼用)
タイ製
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オーバーグローブ系はずっと前から欲しかったんだけど、
どうも微妙な気がして敬遠していた。
【ループ始点】
冬のグローブといえばボワボワして操作性がよろしくないし、日中もしていると手が蒸れる。。。
コンデジを使うにも停車時スマホ操作コンビニ小銭支払いなどでいちいちはずさないとあばばしてしまう、
なので、冬でもできるだけ薄手のフルフィンガーグローブとパッド有りのハーフフィンガーグローブを組み合わせるぐらいで乗っていたい。
しかし、それをやって冷え込む早朝や日没後の事を配慮してウィンターグローブを持ち歩くのは非常に邪魔で困る。
しかし、指先が死ぬのは耐え難いので着用するしかない。
【ループ始点に戻るw】
そこで、安売り品を発見し以前巡回してるブログで高評価だったのを思い出して買ってみた。
サイズはS/M/Lの3種類だが、Lでもモンベルのウィンターグローブに合わせるとキツキツである。
手首部分のベルクロも長さが足りない感じ。
・・・これは多分、中厚手のグローブに合わせると丁度良いような感じ?
モンベルではサイクルトレーナーグローブ(春先・秋口向け中厚手フルフィンガー)での組み合わせを推奨?
ウィンターグローブに合わせるにも、あまりボワ付いてない系じゃないとダメっぽいです。
私の細い手首でこれですから、本品の手首のベルクロはやや短めで設計的に失敗してるっぽいです。
組み合わせるグローブによっては、装着不能or手首の血流が止まるwかもしれませんね。
ただ、私の用途だと3シーズンロングフィンガーを合わせるので手首寸法はピッタリです。
指の部分は、親指と人差指の股の長さは適正だが、中指と薬指の股が浅すぎておかしい。
「冬用なんだから操作感の低下なんか想定内だから適当な寸法でいいだろ」みたいな、
ちょっとモンベルさんがっかりだよと思った。
・・・いやこれやっぱ、S/M/LじゃなくてXLの設定がないとおかしいんじゃないのかな?
私の場合はモンベルのグローブ自体はLで大きさは丁度良いんだけど、
グローブのガワの寸法ってモノによって大きく変わるから、それに対応するべきだと思うんですよね。
指部分の作りがコーン型でウィンドストッパー系のスベスベ生地なので、指が抜けやすい。
手を握ればあきらかに指の先からスルッと抜けかかってしまうのは良くないところ。
ただ、インナーグローブは薄くてもかなりの防寒性能があります。
私の感覚だと5~10℃のグローブが0~5℃対応に化ける感じで、ただのボワボワのウィンターグローブと同等かそれ以上・・・(;゚ Д゚) …!?
嵩張るウィンターグローブはもはや不要と思えるほどでした。
-5℃~0℃ぐらいになるとこれらの防寒対策では不足すると思いますが。
掌が過剰に蒸れないのが良いかなと思います。
防寒に必要なのは風を受ける手の甲部と血流の悪い指先がメインであり、熱がこもりやすい掌部は(5℃付近だと特に)そこまで厚い生地は要らんのです。
掌が蒸れて指先は冷たいみたいなのが安物の掌と指部の生地が全部同じウィンターグローブにありがちな事ですよね。
昔から"2万円のウィンターグローブは3000円のハンドルカバーには勝てない"というのがオートバイ乗りの間では常識となっています。 ※電熱グローブを除く
(自転車の場合はBARMITTS
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=9159&forum=59)
ハンカバ(BARMITTS)使いにとっては、「ゴアだの…高級グローブだの…そんなものはおまえたちで共有したらいい」
そんな印象なのかもしれませんw
ただ、見た目の問題で敬遠されているのが現状ですし、
-5℃以下とかにならなければ絶対に必要なアイテムだとも思いません。
(あと、本品付けても寒いって人はハンカバなりバーミッツを付けるのが近道だと思います。)
・・・そこで、妥協案として本品のようなオーバーグローブがあるのだと思います。
オーバーグローブの種類としては、
①2本指の鍋つかみのようなタイプのミトングローブ
②3本指のロブスターグローブ(中指と薬指間で分割) ←本品
③3本指のロブスターグローブ(人差し指と中指間で分割)
④4本指のグローブ(薬指と小指のみ連結) ←OGK OVG-1W
こんな感じに分類されると思います。①~④の中で、掌開放型と密閉型があります。
<掌開放型のメリット>
掌の蒸れと操作感の低下を抑えられ、インナーグローブの掌パッドが活かせる
手首部を固定したまま容易に指部のみの脱着が可能なので小銭の支払い・スマホ操作(インナーグローブが対応している事が前提)・コンデジ操作がオーバーグローブを脱ぎ去ること無く可能。
暑かったら指部分だけはずしておけば風が入って温度調節が可能です。
そのままだとグローブ自体がピラピラするけど、指部分を内側に巻き込んでおけば手首~甲部に装着したまま持ち運び可能です。
(甲部に防風・レインカバーを収納できるグローブがありますがそれと似たような効能があります。)
収納するにしても掌部分が無く薄手なのでぼわぼわウィンターグローブほどは嵩張りません。
<掌開放型のデメリット>
掌部分が開いている為、フィット感は悪い。選択肢が少ない
<①~④雑感>
①②は、サイクル用品で密閉型が各社販売されているものの、操作感はミトンよりロブスターのほうが上、防寒性能はミトンが上とかそんな感じだと思います。
ただ、本品の場合はやっぱラピッドファイヤはやや煩雑。人差し指一本ならスッとシフトアップできるんですが、
中指が一緒についてきてしまうと最短ルートでシフトレバーに指を伸ばそうとすると
ブレーキレバーに引っかかってしまうので、
一度グリップを持ち替えて人差し指の第二関節の指の腹で押すと楽か?みたいな感じになります。
ロードバイクだとそれほどレバー操作系は問題無いと思われますが、
やはりデュアルコントロールレバーのシフトダウン操作(中指操作)がやり辛そうです。
また、モンベル以外だと②掌開放型は見当たりません。
③はどうなんでしょう、見掛けませんがラピッドファイヤのシフトアップとデュアルコントロールレバーのシフトダウン操作がやりやすいかもしれません。
④はOGKの異彩を放つモデルで4500円ほどしますが、操作性も良さそうなので気になりますね。
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あと、本品の2013モデル?はタイ製でした。以前は台湾製だったようだけど・・・
何か違いがあるのかどうかは二者を比べたわけではないので分からない。
発想自体は非常に良い商品だと思うので、
ゴールドウィンとかパールイズミとかシマノでこれと似たような商品作ったらもっと良いものができそうな気がします。
モンベルが初発(2007~2008あたり?)でだいぶ遅れてOGKが類似品を出した(2013冬)感じですかね?
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆