Mont-bellは自社製品に対して有償のリペアサービスを展開しているが、先日利用することになったのでレビュー。
修理を依頼したのはO.Dパーカー。ナイロン系のウインドブレーカーだが、熱々のはんだごてを落としてしまい、こて先ほどの面積の生地が2箇所消失してしまった。流石にそのまま使うのは憚られるレベルの破損だったので店舗に持ち込み相談してみることにした。
流れとしては以下のようになる。
1.修理依頼のため持ち込み
2.簡易見積もり
3.工場で実物をチェック
4.店舗より修理費用確定の連絡
5.修理完了品を受け取り
今回は事前の簡易見積の段階で、10cmx10cmのパッチで2つの穴を覆いきれるかどうか分からないため、実際に工場でチェックするまで見積額は確定ではないとの事だった。パッチのサイズと値段はある程度決まっている為、2分割で覆う場合は2500円程度、1枚で覆える場合は1800円程度との事だったが、どちらにしても直す予定だったので預けて帰宅した。
1週間程度で見積もり確定の連絡が来て、1枚で覆いきれるとの事だったので了承し、そこから1週間程度で修理完了の連絡が来た。合計約2週間掛かっているが、年末年始を跨いだ為十分早いと言えるだろう。尚、最終見積に同意できない場合はそのまま返却してもらうことも可能なので、着古したウエアなどで直すか決めかねている場合でも安心である。
出来上がりはこんな感じになった。フロントパネル右下を丸ごと覆うような形であて布が縫合されている為、ぱっと見修理したようには見えない。あて布のサイズはどう見ても当初説明されていた10cmx10cmを遥かに超えているように見えるが、見積もり通りの値段しか支払っていないので、現場の判断で最善を尽くしてくれたのだろう。
・まとめ
修理に出すまでは丸いパッチをアイロンで貼って出来上がり、というイメージだったが、ここまで綺麗に仕上がるなら1800円は安いと感じた。特に、MTBでは転倒したり枝に引っ掛けたりで穴が開く事も多いが、上はとりあえずMont-bellにしておけば安心だ。
価格評価→★★★★★(今回は安いと感じた。凄く手間が掛かっているように見える)
評 価→★★★★★(綺麗に直ったので)
なお、素材やモデルによって値段や修理可能かどうかは変わってくるので、修理サービス目当てで買う場合は事前に確認しておく事をおすすめする。