購入価格 ¥2400
当たり前ですが、普通に回ります。
組みつけも至極容易。
例えば旧品のSM-FC6600と比べると軸受けの玉のサイズが小さくなり、内外輪も多少はコンパクトになっているのか、左右アダプタ(というか左右わん)が一回り小ぶりになっています。おかげで附属のプラスチック製アタッチメントを介してアダプタをBBスレッドに締め込むことになります。
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玉のサイズが小さいと、荷重を受けた時の変形割合(変形量ではなく径に対する割合)が大きくなりますよねぇ。たとえば仮に玉径が1/2になり、玉数が2倍になると、荷重分担する玉の個数は2倍に増え、対応する玉一個の荷重は1/2になりますが、同じ割合だけ変形したのでは内外輪との接触面積が足りず、接触面圧が上昇するでしょう。または、変形割合が大きくなることで接触面積が確保され、荷重と釣り合うことになりますので、結果、金属疲労の蓄積速度が増大し、摩耗も早まるはず・・・というのは素朴な素人考えですが、傾向としては、おおよそ間違っていないでしょう。
というわけで本品の寿命はおそらく、旧品のSM-FC6600と比べると短くなるでしょうが、しかし、そこはシマノ。95%を包含する寿命ラインとして、どの程度の走行距離を設定しているのか、知りたいところです。(きっとグリスアップなしで数万kmなんだろうなあ・・・)
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆