購入価格: ¥399 (税込) ※スーパーオートバックス
標準価格: ¥399 (税込)
『ギアやチェーンの油汚れを拭き取ってピカピカに。手洗いで繰り返し使用可能』
■ 今回はチェーンやギアなどの油汚れのクリーニング ※2回目の投稿
オートバックスのオリジナル商品、マイクロファイバークロス Sは自動車の洗車用品だが、自転車の洗車にも使える。吸水力が高いので、洗車後の水滴の拭き取りに便利だ。また、多角形や鋭角になった繊維断面が汚れを掻き取り、ワックスやガラス系コーティング剤をムラなく拭き取る。洗濯して繰り返し使えるのもポイントが高い。
今回はチェーンやギアなどの油汚れをこのマイクロファイバークロスでクリーニングしてみた。今まではもったいなくて使い捨てできるペーパータオルを使っていたのだが、何度もマイクロファイバークロスを洗濯してきれいにしているうちに、油汚れにも積極的に使えそうな気がした。
写真: オートバックス マイクロファイバークロス S
■ チェーンやギアがピカピカに
【シングルスピードのクリーニング】
まずはシングルスピードの油汚れを拭き取ってみた。マイクロファイバークロスでチェーンを挟み、手を左右に動かしてチェーンを軽く擦った。するとチェーンがピカピカになった。ペーパータオルで拭き取るよりもずっときれいになる。同様にチェーンリングやコグ、フリーギアもクリーニングしてみたが、拭き取っただけとは思えないほどのきれいな仕上がりだ。
写真: ペーパータオルよりも美しい仕上がり
【クロスバイクのクリーニング】
次はクロスバイクの油汚れ。クロスバイクの方が走行距離が長く、シングルスピードよりもチェーンが汚れていた。それでも、マイクロファイバークロスで拭き取ればピカピカになった。マイクロファイバーの繊維断面と生地の柔らかさのおかげで、可動部に溜まった黒い汚れも容易に拭き取る事ができた。
スプロケットやチェーンリングは、マイクロファイバークロスを引っ張りながら縦にし、隙間に入れてゴシゴシと擦った。するとこちらも納得の仕上がり。特にスプロケットは銀色に輝いて満足感が高い。
チェーン、スプロケット、チェーンリング、プーリーを拭き取る際は、クランクを逆回転させるとマイクロファイバークロスが引っかかってスムーズに作業できないので注意が必要だ。強引にクランクを回しても生地が切れることはなさそうだが、クランクを回さずに手を動かしたほうが作業しやすいだろう。
写真: ペーパータオルよりも簡単にきれいになり、作業時間も短くて済む
■ 手間はかかるが、手洗いできれいになる
2台の自転車の油汚れを拭き取ったら、マイクロファイバークロスが両面真っ黒になってしまった。これを前回の投稿と同じように、洗濯用洗剤と洗濯板で手洗いしてみた。これでもかなりきれいになるが、繊維の奥に入り込んだ汚れは落としきれなかった。そこで、残りの汚れは洗濯用ブラシで擦ったところ、ほとんどの汚れを落とすことができた。
マイクロファイバークロスで油汚れを拭き取った後も、このように洗濯すればかなりきれいになる。それなりに強い力で擦り洗いしているが、生地へのダメージはそれほどでもない。この生地がボロボロになるのは当分先のはずだ。また、手洗いにはそれなり時間がかかるが、ペーパータオルのように使い捨てしなくていいのはやはり嬉しい。
写真: 洗濯板、洗濯用ブラシを使えば、ここまできれいにすることができる
■ 手洗いを含めてもチェーン洗浄よりは楽
手洗いを含めるとペーパータオルほど手軽ではないが、洗車やチェーン洗浄の手間を考えるとずっと楽。チェーン洗浄の回数を減らし、ペーパータオルの節約にもなる。しかも、仕上がりの美しさはペーパータオルより上。まだチェーンを洗いたくないが、できるだけきれいにしたいときには便利な方法だ。汚れ具合に応じてペーパータオルと使い分けるのも良さそうだ。
尚、このマイクロファイバークロスに限らず、マイクロファイバー繊維の生地ならが同じようにきれいにできる。以前投稿したTIPTOPのマイクロファイバークロスでもフレームについた油汚れを落とせたし、家にあったマイクロファイバーのモップでもチェーンがきれいになった。
チェーンやギア、ディレイラー周りなどの油汚れも含めて、愛車をきれいに保ちたい人にマイクロファイバークロスはおすすめだ。
写真(左): TIPTOP マイクロファイバータオル
写真(右): メーカー不明のマイクロファイバーのモップも同様に使えた。もちろん手洗いも可能だ
価格評価→★★★★★ (値段の割に使いやすい。洗濯して繰り返し使える。ペーパータオルより経済的)
評 価→★★★★★ (チェーンやギアのクリーニングでの評価)
<オプション>
年 式→不明
重 量→20g (1枚)