購入価格: ¥188 (税込)
標準価格: 不明
『1個あたりナトリウム含有量300mgのプロ仕様。美味しくはないが、熱中症対策の強い味方になる』
■ 今度はタブレット!!
井関食品の「熱中飴 今度はタブレット」は、その名の通り、熱中飴の姉妹品でタブレット状にしたものだ。カバヤ食品の塩分タブレッツを購入しようと思ったのだが、スーパーでこれを見つけたので試してみた。
写真: 井関食品 熱中飴 今度はタブレット
■ 熱中飴とは
タブレットについて書く前に熱中飴について。熱中飴は、建設会社の要望で作られただけあって、スーパーやコンビニエンスストアで買える塩飴よりもかなり塩分が強い。とても塩っぱい飴だが、その分ナトリウムを多く摂取することができ、真夏のサイクリングにおける熱中症対策には心強い存在だ。また、他の塩飴よりも持ち運ぶ個数が少なくて済む。
(参考) 井関食品 熱中飴のレビュー:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=11087&forum=79 写真: 井関食品 熱中飴
■ 塩分含有量は300mgのプロ仕様
熱中飴のナトリウム含有量は1個あたり127.5mg。熱中飴のタブレットは、なんと1個あたり300mgも含まれている。さすがプロ仕様、業務用といったところだ。カバヤ食品の塩分チャージタブレッツが約40mgなので、熱中飴のタブレットの含有量がいかに多いかが分かる。
パッケージには1個に対し水を300cc飲むように進めているが、自転車用のボトル1本に対して1個くらいでも良さそう。ちなみに、熱中症対策に推奨されているナトリウム量は40〜80mgだ。実際にボトルに麦茶を入れて持っていき、このタブレットを摂取したがなかなかよかった。脚も攣らないし、トイレの回数が特に多くなることもなかった。また。持っていく個数が少なくて済む。
写真: 麦茶の入ったボトルに、熱中飴のタブレット1個を摂取している ※イメージ画像
■ 美味しいとは言えない
ところが、かなり塩っぱいので、お世辞にも美味しいとは言えない。酸味も強い。特にタブレットの粉の成分賦形剤(?)のニオイが強さも気になる。正直、水なしでこれを食べるのはきつい。ラムネ菓子のような風味だったら食べやすかったと思う。塩っぱくて酸っぱいのは熱中飴も同様だが、熱中飴には美味しさがあった。
■ 硬くて口溶けが良くない
ちょっと残念なのは、タブレットなのに口の中でほろりと崩れないことだ。ラムネ菓子などと比べてもかなり硬く、歯で思いっきり噛み砕く必要がある。自転車の走行や運動中に食べるなら、素早くサラッと崩れて欲しいところ。タブレットが湿れば軽く噛み砕けるので、口の中に入れてしばらく放置するか、水を同時に摂取した方が良いと思う。
写真: カバヤ食品の塩分チャージタブレッツの方が、美味しさも口溶けの良さも上
■ 美味しくないが強力。これがプロ仕様か...
ナトリウムの含有量の多さは強力で、さすがプロ仕様という感じだ。だが、ナトリウムの含有量はそのままに、ラムネ菓子のような風味や口溶けの良さを両立させることはできたはず。猛暑日にハードに動くときには優先的に使いたいが、カバヤ食品の塩分チャージタブレッツのように気軽に食べられるような味ではない。つまり、熱中飴のタブレットは、食べる楽しさはないが、熱中症対策には強い味方になるタブレットだ。確実に熱中症対策したいなら悪い選択ではないと思う。
図: 井関食品 熱中飴 今度はタブレットの良い点と悪い点
価格評価→★★★★★ (他のキャンディーとほぼ同じ値段)
評 価→★★★★☆ (圧倒的なナトリウム含有量。味だけの評価なら星1つか2つ)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→70g (1袋)