購入価格 ¥24640
このMTBシューズは、SPDペダルを装着した2つの自転車(4年前に作ったロードと12年前に作ったグランツーリスモ小径車)のために新調したものです。2011年の末に購入して気がつけば3年近くが経過してしまいました。
カッコイイMTBシューズだなぁ・・・
4100km走行時点でのレビューです。
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合成皮革アッパー・・・
アッパーは合成皮革にナイロンメッシュです。最初こそ少々硬めですが、数100kmも走れば馴染みます。というか、真価を発揮させるならばこのシューズ、初期の馴染は必須、です。一方、カーボンコンポジットソールに硬いという感じはなく、100km程度の山岳サイクリングでも全く違和感なし、です。なお現在、インソールは町の靴屋で売っている1000円もしないヤツを使っています。SIDI自体のフィット感が自分の足に合っているため、それで十分。
それなりに歩けるが山歩きはムリ
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履くのはカンタン・・・
見ての通り、特にギミックも何もないシューズで、履くのはカンタン。
2本のベルクロとメインのバックルの組み合わせです。ベルクロをごく普通の力で閉じて、その後バックルを締めますが、まずはレバーをカチカチやる必要は、なし!です。SIDIの言うソフト・インステップと呼ばれる部分をバックルにきゅっと押す感じで差し込むだけでとりあえずはOK。この状態で結構なホールド感が得られます。走ってみて不足するなら、その時初めて、1クリックずつ、バックルレバーを操作します。操作は緩める側も含めて、乗りながらでもカンタンです。
きつく締めつけずともホールド感が良く、引き脚を使いまくってもかかとがずれない感触が素晴らしいです。通常負荷時はほとんど引き脚だけで走っている感覚すらある自分としては(実際はそんなわけないと思うが)、大変満足できる履き心地です。
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ヒールリテンション・・・
かかとの黒帯ですが、ヒールリテンションとか呼ばれるコレによってかかと部が引き締まっています。強力な引き脚を使うような場合に足がシューズ内でずれないように、という意味のようですが、これが効いているのかも知れません。撤去するとカッコ悪いということもあり、デフォルト状態で使っています。
黒帯は有段者の証(何の段?)
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アンクリングが好きな人は要注意・・・
ソフト・インステップと呼ばれるバックル固定部ですが、この上部がもしかしたら、足の甲の上部に食い込んでしまうと言う人がいるかもしれません。
これが食い込む人がいるかも・・・?
甲が低い人ほど食い込む可能性が大、です。「かかとの角度はほぼ固定すべし」、という尤もらしい言説に則したペダリングをしていれば問題ないのですが、クランクを回す毎にかかとの角度をキュンキュン変えるようなペダリングでリラックスしていると、甲の上側の当たりが若干気になります。ずーっとアンクリングしていたらもしかして、痛くなるかも、です。数100kmを走り続けてしまうような超級サイクリストは要注意かも知れません。
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通販で購入・・・
SIDIを最初に履いたのはもう26年前、Revlution 1です。Revlution 1はもしかしたらGreg Lemondも使っていたかも。それ以来、何のトラブルもなくSIDIを履き続けてきたので、銘柄さえ決まればあとはサイズを選ぶだけで安心してSIDIを購入することが出来ます。これは結構便利なこと、ではありますが、他社製品を試すのがすっかり億劫になってしまいました。それ以降、SIDI以外に使ったシューズはVittoriaとシマノだけ。というわけで、この便利な状況というのも、もしかしたら負の側面もあるかも、です。意図的に変化を取り入れるというのは、ヒトの暮らしには時には必要だと思うからです。
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いずれにしてもよいシューズですので、長い付き合いになりそうですが、これを履き潰すと少なくとも10歳以上は歳をとりそうです。人生は短く、そして長い。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
年 式→2011