購入価格 ¥0
iOS/Android版アプリ。
使用するにあたりまず基準点の設定を行うが
外側にボタンが出っ張ってると
片方は良いが180度反転させて校正、というのに支障が出る。
クランプパーツがセットできるように碁盤目にスリットが入ってる測定用の超高精度で水平が出てる定盤の上で校正すれば
出っ張ったスイッチ問題も解決だけど出来る人は限られるでしょうね。
私は大きめの水平器の上で水平を確認しiPhoneの表面と裏面で校正しました。
(なので、精度面についてはこの1点でのみレビューしています)
これだとボタンとか出っ張ってるところがないので一番精度が出せそうだし自転車へ装着した時にスマホホルダーが意味を成す角度で装着できるので。
ミツトモ アングルファインダーレベル 49-1
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=11388&forum=82(1度単位の目盛が付いた傾斜計)
と比較したところ、ほとんどズレ無し。仕様では表記がありませんがおそらく勾配1%=0.6度以内の精度はあると思います。
※デジタル角度計付き水平器をお持ちの方は検証してみては?
しかもこっちは勾配表示も同時にできて小数点以下の表示もできます。
デフォだと勾配設定になってないのでオプション画面で"水勾配"に変更
で、傾斜計として使うにはガッチリとしたスマホマウントに水平セットすれば良いわけです。
ちなみに勾配0.0と0.1度が交互にプルプル震える位置でしか固定できませんでした。
勾配がマイナスになっても数値上は+表示でゲージが下り表示になるので、
それに気付かないと上に調整するのか下に調整するのか分からなかったり。
もっと固定に時間かければ0でビタッと止まる位置にセットできるかもしれませんが。
走行してみます・・・が、振動を拾って数値が暴れまくってまともに見れませんでした。
感度設定が100段階で出来るのですが、最低の1にしても数値がブレまくりです。
平坦なのに20%とか一瞬出ますw 感度100だと40%とか出ますw
測定するには停車する必要がありますね。
まずは試しに歩道橋を押し歩いて勾配を測ってみます。24.7%。確かシリカのでもそんな表示だったと思う。
次、なにかの設備に繋がってる道のキツめの坂、19.1%ぐらい、蛇行想定した角度にしてみると13.8%、
フムフムこういったことが視覚的に分かるのはありがたい。
次、勾配看板が上下にそれぞれ14%表示のある区間。ちょこちょこ止まって計測し5.5~14.7%、
なるほど、やはり体感通り平均14%じゃなくて、たぶん瞬間最大で14%程度の区間がありますよって事だったのか。
前後には12%とか10%台がちらほら、そんなもんだったのか。
14%の勾配標識のすぐ前はそれぞれ7.2%は5.5%でした。
計測順に並べると
5.5、9.9、12.3、12.5、14.7、14.0、12.1、13.9、13.1、9.1、7.2%
だったので、カーブのとこで多少動きがあるものの、真ん中へんでだいたい標識通りの14%の勾配になってますね。
ちなみにGPXに落としてルートラボで表示するとこの区間は
平均勾配2.8%www ※そんな緩い区間はこの林道にはないです
ルートラボ、(こういった使い方をした場合は特に)アテになんないですねぇ。
ルートラボで測ってこの区間平均30%の激坂だよってところが実際は一瞬25%あとは18%ぐらいだったよみたいなのは良くある話なので、
ここは同一走者による実走による体感が一番アテになるんでしょうけど。
(次点は標高差と走行距離による計算からの平均勾配を求める方法、その次に精度が高いのはガーミンサイコン?)
短い激坂であれば1歩押し歩いては止まり測定、というのをやればかなり正確な値が出ると思います。
この測定方法でここからここまで200m平均25%の坂があると分かっているところがあるならば、
私は押し歩きますw
このアプリとスマホ内蔵センサーのようなものを付け各種補正を掛け実用化したものを搭載したサイコンが出れば最高でしょうね。
え?ユピテルで既に実用化してるって?う、う~むw
ちゃんと実用的に使えてGPSログ落としてソフトで加工して正確な勾配図が出るやつが出れば買いますw
激坂とか良く紹介されてますけど、なかなか正しい勾配は数値で測定して紹介しているところは多くはないです。
勾配の標識もあるところだって多くはないですし、あっても前述の通りばらついててどこまで続くのかも不明です。
気圧高度計付きガーミン持ってればそこそこの精度は出るようですが、
天気が悪いとダメとか何回も測らないとダメとか色々あるようです。
これを使えば、まさにここの勾配は何%、というのが測定できます。
傾斜計とか自転車にマウントするのはおかしいでしょうし、
精度の細かいデジタル傾斜計付き水平器なんか高いし。
これなら無料かガッチリ装着できるスマホマウントがあれば測定できます。
ちなみにロードでサドルにまたがると後輪タイヤがほんのちょっと沈み込み0.1~0.2%ほど登り勾配になることも発見出来ましたw
ただ、乗車中は前輪にも荷重が掛かるのでほぼ無視して良いレベルかな?とは思いました。
MTBやママチャリ、前後空気圧などの差によってまた違うんでしょうね。
Skymounti 勾配計
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=109&forum=99勾配計といえばこれだったが、停車時の測定という条件付きなら30%以上の超激坂も測定可能。
でも実際運用するなら間違いなくSkymounti 勾配計のが使い勝手が良いのはあきらかw
トップチューブで校正するか角度を記憶しておいて、
気になったとこだけトップチューブにスマホ当てて測るみたいなのが一番良い使い方かもしれません。
(スマホを地面に置いて測るのは・・・超平坦な道ならまともな値が出るかもしれませんが、たいがい出ないでしょう)
地元のマイナーな激坂探索にこれほど強い味方は無いですね。
もちろん他にもサドルやハンドルの角度測定にも普通に使えます。
ググると結構使ってる方は多いようです。
100円ショップの傾斜計はこのアプリがあれば買う必要はないでしょう。
有料版(100円)にすると広告が外れます。
(たぶん壁紙が勝手にコロコロ切り替わるのもおさまる?)
長時間使用する場合はうっとおしいし、いつのまにか広告のリンク先を踏まされてたりするので購入したほうが良いと思います。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2013~
カタログ重量→ 0g