購入価格 ¥4233
「遠くに自力で行きたい!」な私は、無謀にもロード歴4か月で「遠くまで輪行したい!」と(いろいろあって)現実逃避行動に。
同行をお願いした my 自転車師匠から「定番はOSTRICH L-100」と勧められるも、フレーム縦型収納は身長の低い私には階段昇降で自転車を階段にぶつけそう。駅の階段でぶつけてディレイラーやフレームお亡くなりなんて、泣くに泣けない。 *1
それに「自転車とホイールを縛って固定する」ってなんだか大変そう、っていうか面倒そう。ということで「女性のための簡単輪行」(by あさひ)がキャッチコピーのこれを選択。
この輪行袋、自転車雑誌では「女性向け」ってよく見るけど、フレームサイズ制限(52以下)の為か、CBNレビュワーのプロパティによるのか、この製品のレビューがCBNに中々載らない、メーカーサイトによると2004年からのロングラン製品なのに、なんで?
ということで「輪行ってやってみたいけどぉ、自転車ばらして縛って袋に入れるって大変みたいだしぃ」と躊躇しているかもしれない女性ライダーに向けて、いざ。
◆ここはいい!
中締め・エンド金具不要。この袋だけで輪行できる。ホイールカバーも2つ付いているし、生地も厚いので、傷がつくことを気にしなくてよい。
フレームサイズ48の自転車でも入れ方が悪いとファスナーが閉まらないくらいスペースはないので、中締め無しでもホイールが中で遊ぶことなく収納できる。
トートバッグのようにショルダーストラップは本体に縫い付けてあり、とにかく詰めるだけ。輪行自転車収納グランプリがあれば、かなり上位に食い込めると思う。
◆ここはちょっと....
収納時はとにかく大きい、まるで中高生男子の弁当箱。ボトルケージにもサドルにもどうやっても装着不可能。
当然重い。輪行の起点と終点が違う等、手荷物を預けられない場合、この重さがひしひしと堪える。20Lバックパックに輪行袋に着替えとコスメその他をパンパンに背負って人生初 over 100km ライドに挑んだところ、お尻よりも脚よりも肩が崩壊。
生地の重さの割には袋自体は小さいから、輪行時に袋に自転車とヘルメットを共に収納はちょっと無理。
比較はタバコならぬポーラー20oz
その後、いろいろあって買ってしまった「OSTRICH 超速FIVE」「Pandani ポケットに入る輪行バッグ」との比較。大きいよお。
◆まとめ
とにかく簡単、他にエンド金具や中締め紐が不要なのもいい。
走るときには重くて嵩張る。ライド時に荷物が預けられない場合はつらいかも。
※同行男性ライダーに「持ってくれるぅ?(はあと)」とおねだりするオプション発動できる場合は別。
価格評価→★★★☆☆(安くもないが高くもない。(2014年の新価格は税抜5800円とのこと)
評 価→★★★★☆(もうちっと薄い生地で作ってくれないかしらん、ホイールカバーも1枚でいいよぉ.... *2 )
<オプション>
年 式→ 2013
カタログ重量→ 580g
*1 試しにL-100で担いでみたけども、下が地面に擦りそうだった。縦型収納は自転車を破壊しそうで無理。
*2 2014年に「もうちっと薄い生地、ホイールカバーなし、ボトルケージ収納可能でフレームサイズ制限なし」の「Carry Light」がリリース!でも、そうすると中締め要だよね....