購入価格 ¥8300(Amazon)
http://magicshine.jp.net/?pid=65797723#《サイズ・重量》 横幅 40mm/奥行 105mm/高さ 39mm(土台含まず)/重量 134g
《明るさ》 MAX600ルーメン(メーカー公表値)
《点灯モード》 3モード切替式、各4段階調整(100%-75%-50%-25%)※フラッシュ除く
《点灯時間》 約1.5時間(ハイ/ロー同時点灯100%時)、《充電時間》 約5時間(5V 1A) 3100mAh 18650×1内蔵
《防水性能》 IPX5
上面のディスプレイには、点灯モード、バッテリー残量(%)、 残りのランタイム表示が可能で、充電タイミングの把握にも役立ちます。
※点灯直後、モード切替直後は%表示で、その後に残ランタイム表示に切り替わります。
また、付属のUSBケーブルでパソコンやモバイルチャージャーなどから手軽に充電できます。
ライト本体は1年間、バッテリーその他は半年間のメーカー保証が付きます。
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Magicshineの変化球モデル。
イメージ的には、「ちょっと昔の折りたたみ携帯に強力なライトが付いている」ような感じ。
価格設定が高く実売価格もそれほど安く無かったので"猫目・MOON・レザイン"等と比較すると微妙なモデルだと思っていた、
レビューもいくら探しても数件しか無いし、人柱に近い感じになってしまうだろう。
しかしながら、バッテリー残量を液晶表示で細かく残量を把握できる画期的なモデルなので1つ欲しいなとは思ってて、
数ヶ月に1回チェックを入れてたところにこの値下がり品を発見。
・・・手持ちのライトでは一番の高額商品である。
短時間の仕様であれば18650×1のライトももはや定番と思える時代になってきた・・・
(エネルーパーである私も若干涙目。LD40。。。)
だが、相変わらず配光が微妙なのが多い。
圧倒的光量で誤魔化し、配光は「こまけぇ事はいいんだよ!」とでも言わんばかりのモデルが多い。
本品は配光にもかなり拘りがあるように思う。
個人的には1灯では良いとこ取りの配光は不可能だと思っており、
配光の違うライト2灯がベストではないかと思っていた。
ただ、それが1本のライトで済むのであれば、それに越したことはないですね。
(心配症なのでそれでもスペアのライトは持ち歩きますけどw)
見た目は全体的なバランスを見てしまうとどうにも気に入らないデザイン。
嵩のあるブラケットが先端に付くので、どうしても"宙に浮いて後ろに出っ張り感"がある。
ハンドルバーから前側にオフセットしたアクセサリーバーに装着すれば自転車との一体感は増す。
本体の質感自体は高級感があって良いと思う。
ただし後述のカラーモデルになると微妙な気がする。
全長は閃SG-305とほぼ同じで、一回り太くした感じ。
ブラケットはワンタッチでプラスチックバンド3種から選んで遭うものを付ける。
緩衝材はオレンジ色のが1枚付いているが、振動対策でゴム板を1枚挟んだほうが良い気がする。
ブラケットは秀逸な出来栄えだと思います。
(このぐらいの価格のライトは普通こうだよね!)
首振り仕様だけど、普通に使ってる分には首振ったりしません。
下ロービームと上ハイビーム、天側に液晶とボタンという構成なので、
天地逆に付けたりすると本来の性能を発揮しないし
ブラケット的にも対応してるか(落下しやすくなる?)微妙な感じです。
ロービーム側にはいわゆる"ワイドレンズ"が装着されています。
これにより拡散し"微"楕円状の照射パターンになります。
MJ-808用Φ39ワイドアングルレンズのような極端なものではないです。
これでも閃よりもワイドなスポットであり、且つ豊富な周辺光を持ちます。
ただしワイドレンズなので飛びませんし、拡散してるので照度の境目も分からないし
閃のように中心にスポットがありません。
全体的にボヤーっとして、ランタンのような感じです。
HL-90を超明るくするとこんな感じになるのかもしれません。
ライトはそれなりに数持ってますが、この配光パターンは珍しいです。
50%でも150lmは出てるので、20~25km/hであれば問題ない感じです。
照度自体はロービームを75%まで上げないと閃(の序盤の出力)には勝てない感じです。
ただ、閃は集光してるから照度が高いというだけですしスポットの外側はな~んも見えません。
この手のは動物が飛び出して来ると突然出現する感じです。
(このライトをテストしてる時に野ウサギの飛び出しに遭った件w
このライトでなく閃単独だったら弱ペのあの人みたいに轢いてたかも)
ハイビームはワイドレンズは装着されてない直照射になります。
ハイビームのみでの点灯はできなくて、ロー&ハイの同時照射になります。
飛ばし系の役割をハイビームで担当するはずが、案外飛びません。。。
これはちょっと惜しいところ。LED自体を飛ぶ系統のものを選定するか、レンズをもうちょっと絞る仕様にすれば良かったのに。
リフのデザインを上と下で同じにしてレンズだけで配光を変えた予感が。。。
[FRONT] BeamTech 1200LM CREE XM- L T6+XPG R5
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=10898&forum=89は銘柄違うLEDの2灯で、重量バッテリーによるゴリ押しスペックではあるもののハイビームは相応の仕事をしておりお気に入り。
配光が自然であり、ロー&ハイの同時照射でも配光が極端に変わらない印象。
左側:本品 右側:閃SG-305
(これを見てしまうと、"うわっ・・・閃の照射範囲、狭すぎ?"と思ってしまう)
10cmぐらいの超近接照射だと確かに雪だるま型の配光に見えますが、
ちょっと離れると分かりません。
ハイビームだと50%モードで閃を全域で上回ります。
そりゃ合計300lmは出てるであろう事から当然ではありますが。
最大出力でも2灯で600lm、1灯当たり300lmと思われるので照度自体はあまり大したこと無い印象です。
ただ、この300lmですら配光が良いので"ただの1000lmよりも見やすい"かもしれません。
ローもハイも25%モード(ロー75/ハイ150lm相当)になると一気に頼りなくなるのがちょっと残念。
35%ぐらいのモードがあればロー100/ハイ200lm相当で良い感じな気が。
本体の操作は全てトップにあるオレンジのボタン1つで行います。
若干飛び出てるんですが、本体を逆さにしてテーブルに押し付けても誤点灯しないぐらい
押し込まないと反応しませんが、深押しというほどでもなく程良いと思います。
押すと点灯(オレンジ灯も点灯)、点灯中に押すと照度変更(100%→75%→50%→25%→100%・・・)、2秒長押しで消灯。
モード変更の方法は"1秒押し"
Lo&Hi → Lo →点滅 → Lo&Hi ・・・
とローテーションします。照度は全て100%にリセットされます。
点滅はハザードランプと同じような速度の1秒サイクルの点滅(オレンジ灯も合わせて点滅)
これも残念なところで、瞬時にハイビームとロービームを切り替えることができません。
ただし大半のライトはそんな融通の効く仕様になってないので仕方がないところ。
本当はモードセレクトレバーみたいのがあって、
瞬時にハイビームとロービームを切り替える事ができて、
照度もモードダイヤルか▲▼ボタンなんかでで変更できると最高です。
・・・妥協案としては点滅モードは2秒長押しで移行、
消灯は3秒長押しとかにするだけでもだいぶ使いやすくなる。
使用時間は
ローモードで
100% 2:37
075% 3:27
050% 5:05
025% 9:49
ハイモードで
100% 1:19
075% 1:45
050% 2:35
025% 5:03
といった液晶表示になります。600lmでの公称ランタイム1.5hのところ1:19とやや短いですね。
バッテリーはモード変更直後はバッテリー残量表示(0~100%)の液晶表示で、
10秒後ぐらいに残り時間表示に切り替わります。
残り時間表示になってもバッテリー残量は5段階のバーで表示されています。
点灯モードもアイコンで表示されますが、
点灯照度は表示されません。そこまで表示してくれれば更に良いのですけど。
バッテリーが切れそうになる残り10分とかになると液晶表示が全点滅して分かりやすいです。
残り使用可能時間が30分ぐらいになると表示がいい加減になり、
なかなか時間が減らない?と思ったらモードチェンジ後に一気に減ったり。
残り10分ぐらいから600lmモード固定(照度はかなり落ちてる印象でした)で使ってみましたが、
残り2分になったところで消灯、なかなか正確です。
スマホのバッテリー表示とかも似たようなものなので、不満なし。
(私のiPhoneは残り40%ぐらいになったと思ったらバッテリー切れになったりしてるので・・・冬季はまた違うんでしょうけど)
消灯後点灯しようとすると、"chaege battery"とかいった表示が出て点灯しません。
このあたりも液晶画面ならではで、ちょっと「おおっ」ってなりましたw
充電はmicro-USB(長細いやつ)、1Aで5h、
PCのUSB端子に挿しても5hぐらいですね。
99%から100%に上がるのにちょっと時間がかかり、
100%になっても暫く充電し続けてるな・・・(中断しました)これ大丈夫かな、
一応他の充電器はタイマーコンセント噛まして充電してるので、
これもそうしたほうが無難そうではありますが、
Magicshineがそのへんの対策をせずに売り出してるとも思えません。
他のライトじゃそんな細かく充電状況表示してないので、スゲーなこれ・・・と感動すらします。
ローの25% 9:49 → 充電3回目 9:00
と容量がかなり低下してる感じです。
もう切れるまで使うのはやめます(切らしちゃうと液晶表示機能が台無し)
色々と考慮すると600lmモードは公称1.5hだけど実質1h程度の使用時間でしょうか。
液晶表示のせいか2灯同時照射するとロスでもあるのかで3100mAhバッテリーの割にはランタイム短いですよね。2400mAh並?
液晶ももうちょっと輝度抑え目でも良い気が。
残念ながら【給電しながらの点灯は不可】ですが、
モバイルバッテリーやケーブル持参でUSB電源が取れれば充電が可能なのは大きいです。
基本的には短距離向けのライトですが、
自転車旅行でも使えそうです。
エネループ+充電器とか、18650の充電器を持ち歩くよりかは軽装で済むと思います。
徹夜走行でも休憩中に耐えず充電すれば朝まで持つかもしれません。
バッテリーが内蔵なので、バッテリートラブルがあると往生しますが、
容量低下などは本体の残量表示で傾向が分かるので早めに手が打てると思います。
純正で予備バッテリーの販売が無いようなので汎用品を買えと言う感じでしょうか、
バッテリーを簡単に交換できる仕様だともっと売れると思うんですけどね。
現状だと工具使わないとバッテリーは取り出せないっぽいです。
※取り出したことはないので、交換できるか不明
今回急に値下がりしたのは、モデルチェンジの疑いもあります。
実際海外では既に本体色がオレンジだの水色だのといったものが出回ってます。
マジックシャイン/ホンコン/Eagle600
http://www.magicshine.hk/ShowProduct.aspx?id=104カラーバリエーション追加と同時に、本体のモデルチェンジがあって高機能化するとなると
今回私の買ったものは残念モデルになってしまうかもしれませんが、
カタログスペック上の違いは無いように思えます。
USB給電点灯が可能になった、とかだと涙目ですがw
配光の違うライト2本のほうが安く済むけど、
1本でまとめて煩雑さから開放されたい方にはおすすめです。
この手のモデルは今後どんどん出てくるのでは?と思います。
どう考えても便利だし・・・
値段もちゃんとしたメーカー品の600lmクラスであれば安いほうかと。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→2013?
カタログ重量→ 134g