購入価格: ¥255 (税込) ※マツモトキヨシ
標準価格: ¥400 (税込)
『スマートフォンなどの電子機器を雨天から守る。他にも様々な用途に使える』
■ 家の台所にあるジップロック
私は料理をするのが好きで、カレーやピザソース、ミートソースなどを多めに作り、ジップロックに入れて急速冷凍しておく。だから、私の家の台所にはジップロックが常備してある。ジップロックはダブルジッパーが使いやすく、厚みのある素材でとても丈夫。これを自転車に使わない手はない。アイデア次第で自転車の様々な用途に使える。
写真: 旭化成 ジップロック フリーザーバッグ 中 18枚。料理には中サイズが使いやすい
■ 急な雨天にも対応できる高い防水性
クロスバイクに乗る前は、ジップロックにiPhoneを入れ、風呂場でインターネットを見たり音楽を聴いたりしていた。このときから既にジップロックの防水性は実感済み。自転車で出かける際は、急な雨やゲリラ豪雨からiPhoneを守るため、バッグの中にジップロックを入れている。
私は防水性の高いバッグを使っているが、所有留守バッグの中には、生地が熱圧着されていなかったり、止水ジッパーではない簡易防水のものもある。簡易防水のバッグでも浸水は少ないし、今までiPhoneまで濡れるようなことはなかったのだが、iPhoneをジップロックに入れておくと安心感が違う。また、曇りの日にサコッシュだけで出かけるときは必ず持っていくようにしている。
写真(左): ジップロックに入れた状態でもスマートフォンの操作は可能だ
写真(右): デジカメなどの電子機器を雨天から守るのにも便利
■ 粗悪な類似品に注意
100円均一ショップなどで、ジップロックの類似品が売られている。粗悪な類似品の中には、防水性がイマイチのものがあるので注意。以前、類似品の中にiPhoneを入れて風呂場に持ち込んだら、角の部分から内部に水が入ってとても焦った。また、類似品は素材が薄くて穴があきやすいし、ジッパーも二重ではない。バッグの中に入れて二重防水にするならともかく、iPhoneを入れた粗悪な類似品をバックポケットに収納するようなことはおすすめできない。
■ 使わないパーツの保管に
私はシングルスピードのGIANT FIXER Rのために、様々な歯数のコグ(固定ギア)を用意している。ジップロックは使わないコグの保管にも便利。私はクロモリ製のコグをオイルで防錆し、ジップロックの中に入れている。これなら他の物にオイルが付着したり、コグが汚れたりする心配がない。使わないチェーンの保管などもできると思う。
写真: 使っていないコグをジップロックに入れて保管
■ チェーンの洗浄やオイルの浸け置きに
以前、クロスバイクから外したチェーンをジップロックに入れ、パーツクリーナーを吹き付けてクリーニングしたことがある。こうすることで、少ない量のパーツクリーナーでチェーン全体を浸すことができた。また、ダブルジッパーの密閉製が高く、パーツクリーナーの匂いが外に漏れない。短時間ならパーツクリーナーの素材への攻撃性は問題ないようだ。
クリーニングしたチェーンとオイルをジップロックに入れ、ジップロックの上から手で揉んでオイルを行き渡らせるのにも使える。パーツクリーナーやオイルの浸け置きは最近やっていないが、ジップロックのケミカルに対する強さは実感することができた。いずれ、他のパーツやケミカルでも同じようなことを行うかもしれない。
写真: 短時間ならパーツクリーナーの浸け置きも問題ない
■ 様々な用途に使いやすくておすすめ
ジップロック フリーザーバッグには大、中、小の3つのサイズがある。スマートフォンやカード類、小銭を入れるなら中か小が向いているだろう。これらのサイズなら、横向きに2つに折り畳んでバックポケットに収納しやすい。この前、サイクリングロードを走ってたときにもバックポケットにジップロックを入れている人がいた。大なら荷物を小分けにして整理整頓にするのに役立つと思う。
防水性・密閉性が高く、頑丈なジップロックは自転車生活にとても便利。小、中なら18枚入りで255円で買える。料理なら使い捨てになるが、スマートフォンを入れるくらいなら何度でも使える。ジップロックはつくりがしっかりしているので、サイクリングのためだけに買うのもおすすめだ。
写真 : 中サイズとiPhoneの大きさ比較。2つに折り畳めばバックポケットに入る
図(中央) : ジップロック フリーザバッグのサイズ一覧
図(右) : ジップロック フリーザバッグの良い点
価格評価→★★★★☆ (料理用に使うにはちょっと高いが、サイクリングなら繰り返し使えてお得)
評 価→★★★★☆ (特にスマートフォンの防水におすすめ。使い方はアイデア次第!!)
<オプション>
年 式→不明
重 量→6g (1枚、中)