購入価格: ¥485程度 (税別) ※カーマホーム
標準価格: ¥価格: \570(税別)
「みんな大好きAZの化学的サビ取り剤。塗ってよし、漬けてよし。擦って補助。」
退職した大先輩から、数年に渡って放置されていたMTBを譲っていただいた。
リアスプロケットカセットにチェーンリングのスモールギア、各種ネジ、あちこちサビだらけだ。
できるだけ金をかけずにレストアしたいので、錆びてボルトが外せないなんて理由でシフター買い直しなんて御免だ。
ホームセンターのケミカルのコーナーで、サビアウトを入手。
LZさんのレビューのとおり、他には界面活性剤でサビを柔らかくしてクレンザーで削り落とすタイプばかり。
なお、AZのサイトにおける商品説明は以下のとおり。
-------------------------以下、引用---------------------------------
サビと化学的に反応し、金属を傷めず除錆します
。金属表面を腐食しないので、小さな部品にも使用
可能です。
金属表面に油がついていても、サビ取り効果は
変わりません。
サビが取れたら、水洗いのあと、すぐに塗装が
できます。
直接塗布したり、水で5~6倍に薄めてお使いい
ただけます。
成分:界面活性剤・りん酸
-------------------------以上、引用---------------------------------
まずは、一番気になっていたシフターのカバーを留めているボルトヘッドに原液を垂らしてみた。
数分経つと、泡が発生。
標準で15分程度らしい。
一度ウェスで拭き取りドライバーを当てるが、空回りする。
処理が甘いかと思い、再度、サビアウトを垂らして、待つ。
ある程度、サビが取れた。
次は、ANEX ビスブレーカードライバー +1×75をハンマーで叩き込む。
ネジに対して垂直に、ハンマーの重量を活かして、
打つべし!
打つべし!
打つべし!
結果として、外したい4つのボルトのうち、3つまでは外すことができた。
次は、カセットギア、フロントスプロケ(小)、そしてサスペンションフォークのインナーレッグ。
ギア類はプラ容器に入れ、サビアウトを垂らしたら水を足して漬け置き。
サスペンションフォークは、原液を塗る。
どちらも、反応が進んでサビが柔らかくなったら、真鍮のワイヤーブラシで擦る。
ワイヤーブラシでサビ表面の柔らかい箇所を削り落とし、さらにワイヤーブラシでサビに傷を付ければサビアウトの反応を早められるのではないか。
結果は、LZさんのレビューのとおり、深いサビは最後まで取ることはかなわず。
とは言え、物理的に削り落とすような稼働は不要で、また、削り方を失敗すると錆びていない箇所を痛める可能性もあるが、その心配がない。
価格評価→★★★★★ (試しに買ってみて損しない水準)
評 価→★★★★☆ (深いサビは最後まで取れなかったが、それでも自分で削る労力、リスクを削減できるのは魅力)
<オプション>
年 式→不明
そして、フロントスプロケ(小)は、まだ漬け置きしてる。
明朝が楽しみだが、さて。