購入価格 ¥8000*2
980系XTRに追加されたXC用ブレーキ。
モノブロックキャリパーではなくなったものの、軽量化を狙いボディはマグネシウム合金で、付属のボルトもチタン製。
ちなみにピストンはセラミックである。
組み合わされるBL-M987も、カーボンレバー等の軽量化が図られている。
1~2世代前までは、シマノのコンポは重いが耐久性に優れるという印象だったが、
最近はロードMTBともにSRAMの台頭もあって、フラッグシップモデルのデュラエース・XTRにおいては軽量化も意識してきている。
キャリパーにはレジンパッドが付属する。多分軽量化のためだろう。
XTRのメタルパッド(フィン無し)は、バックプレートがチタンながらペア20g程度あるのに対して、レジンパッドは半分以下。
レジンパッドを使うのは初めてだったが、フィーリングは上々。
パッドの当たりもすぐに出るし、初期から制動力が高く、コントロールもしやすい。
難点は、特に雨天時の摩耗の早さか。
キャリパーについては、クロスカントリー用としては全く不満が無い。
オイルをはじめメンテナンス用の部品類を入手しやすいのも大きな強みである。
価格評価→★★★★☆ 出来を考えると安いのでは?
評 価→★★★★☆ モサっとしたシルバーの塗装が気に入らない。
カタログ重量 83g
実測重量 87g