購入価格 ¥払いたくない!
2014年3月29日(土)、朝食後に自転車のタイヤに空気充填をしようと、マンションの駐輪場へ降りていくと、いつもあるはずの自転車が、ない。
駐輪場の柱、および隣の自転車にワイヤロックで固定していたものが、見当たらない。
軽い混乱状態の後、自宅に戻り、110番通報をし、「ロードバイクであること。柱に係留していたこと」を伝えたところ、現場に行くとの回答を得た。
通報後、20分後くらいで、警官2名が来訪。
玄関口で調書を取られた。
聞かれた内容は、
・最後に自転車の存在を確認した日時。
・防犯登録の有無。
・自転車の色
・鍵(ワイヤーロックなどではなく、自転車に装備されているタイプ)の有無。
・取得時期と価格(バラ組みなので、フレームの購入時期とした)。
・現在の時価(取得価格の半額以下で設定せよ、とのこと)。
確認用に現物の写真を見せたが、興味を示さず。
自転車に、マンション管理会社発行のステッカーを貼ってあるため、どのような記載があるかを説明する時点で、初めて駐輪場へ降りることに。
ステッカーは、他の自転車に貼ってあるものから、記載事項を確認したものの、現場に置いてある、「切断されたワイヤーロック」の切断面の確認も、足跡なり、指紋の確認もなし。
【考察】
・防犯登録 :
防犯登録をしていない、と答えた時点で、「見付けられない」ことが前提とした話になってしまった。
本人以外に現物確認をできない、という理由だが……。
・現場確認 :
上記のとおり、現場における「捜査」「調査」の類は、一切なし。
正直、こういう状況を知っていれば、「自転車を盗んでも、警察の捜査力により自分が見付かることは、ほとんどない」と思うことだろう。
少なくとも、この警察の態度では、盗難抑止の効果は、皆無。
むしろ、盗難の放置、奨励とも言える状態と感じる。
ところで、盗難にあった自転車は、以下のようなもの。
・モデル名 : PRO-LITE PIEMONTE2/プロライト ピエモンテ2
・形式等 : シクロクロス(ロードバイクとほぼ同じ外観)
・フレームサイズ : 580㎜
・フロントフォーク : PZレーシング
・ブレーキ形式 : ディスクブレーキ(シマノ BR-CX77)
・クランク : シマノ Ultgra 6500
・ホイール : 前後手組(KINRIN XR-300)
・ブレーキレバー :TRP RRL Alloy(Black)
・変速形式 : ブレーキレバーの前にバーエンドコントローラーを付けています。
これ、中古自転車の取り扱い店に持ち込んでも、大して高く売れるものではないと思うのです。
マイナーなブランドで、見るからにデカいフレーム。
手組みのホイール、バーコンの利用も、できるだけ安価に済ますための苦肉の策であり、これをみて欲しいと思う人がいるのか、どうか。
そして、残念なことに、総重量は10.1㎏。
盗んだ奴がどんな奴で、これを見て、自分で欲しかったのか、売れると思ったのか、ぜひ、聞いてみたい。
聞いたところで許すかどうかは、知らんけれど。
価格評価→
評 価→☆☆☆☆☆(警察をあてにするんじゃなくて、自分で探さないとならんのだな)