購入価格:£2.50/本 (@ sigma sport、送料別)
イタリアの変態軽量パーツメーカーCarbon-Tiから出ている、ボトルケージ用に作られたアルミ合金ボルトです。材料はアルミ合金中最強の引張強度を持つ7000系で、3mmを切る極低頭ヘッドを備えています。写真はブルーですが、他にブラック・レッド・ゴールド・シルバー・グリーンと多色展開しています。取り付けにはトルクス(T-20)を使用。
長さは14mm、M5の通常ピッチなので少しカットすればBB裏のケーブルガイド固定などにも流用できます。実測重量は4本で4g。アルミ合金なので強度はたかがしれていますが、ボトルケージの固定ぐらいならば乱暴な扱いをしない限り問題はでていません。むしろ汗や零れたドリンクによる腐食の方が心配かも…アノダイズがある程度保護してくれるとはいえ、夏の間はたまには外して洗浄してあげると安心でしょう。本来ならチタン合金やカーボンの方が腐食の心配がなくて向いているのでしょうけれど、M5の極低頭ナベなどという特殊形状がみつけられなかったのでこれを使い続けています。
なぜ極低頭ナベが必要だったのかというと、写真のArundel Mandibleのように固定ボルトとボトルの間に隙間がほとんどないケージで使いたかったからです。普通のナベボルトでも嵩張りすぎて、ボトルに擦り傷をつけてしまうんです。逆にナベ形状に拘らないなら、TokenやKCNCからもっと安価で入手性の良いアルミM5キャップボルトが出ていますから、あえてこれを選ぶ理由はないでしょう。
やっぱり問題は価格ですね、1本£2.5とチタン合金ボルトよりも高価でした。機能的には満足しています。
価格評価→★☆☆☆☆ (特殊なので仕方ないとはいえ…)
評 価→★★★★☆ (機能には満足)
実測重量 4g/4本