購入価格 ¥5000ぐらい
Zeeが壊れたので購入。
Zeeの倍近い値段なだけあって、質感や作動感も格段に良くなっている。特にメインレバーの感触は全く違い、Zeeはちょっと捻じれるような、剛性感に欠ける感触だったのに対し、Saintはカッチリした感触になっている。丁度SLXとXTの差と同じような感じだ。作動方向に垂直なガタがほとんどないのが、この感触の差を生んでいるのだと思う。
レバーの長さはこれまでのモデルより長くなっており、シフトアップも2段まで可能。これは両方とも好みがあると思うのだが、私は特に恩恵は感じなかった。2段シフトアップはあれば使うのだが、無くても不便ではない。長いレバーは、私のセッティング(丁度良い位置)に使用と思うとシフターのクランプとブレーキのクランプが干渉してしまうため少々使いにくくなったように感じた。慣れやセッティングにもよるのだが、買う前に少しだけ考えておくと失敗しないだろう。参考までに、レバーを同じ位置にすると、大体6mmぐらいクランプをハンドル内側に寄せる必要がある。
最初は安い方でも使えるし十分、と思っていたのだが、常に触るパーツであり、目にも入りやすいので、シフターに投資するのは悪くないと思うようになった。もしSaintが壊れてもZeeに戻す事は無いだろう。寧ろ、壊しやすいRDは安い方で良いので、良いシフターにする事をお勧めする。
価格評価→★★★☆☆(片方だけで良いとはいえ、左右セット換算で1万円は高い)
評 価→★★★★☆(感触はトリガーシフトには劣るが、これはこれで高い完成度)