購入価格 ¥10000くらい
手組みの際にいちいちスポークを注文するのも面倒なので購入。
14・15番(1.8mm・2.0mm)のスポークにネジを立てることが出来る。
意外と簡単にネジを立てることが出来るが、ダイスの締りやダイスに対するスポークの真芯度が出荷時にはあまり出ていない。(個体の問題?)
自分で調整することが出来る人向けの商品なのだろう。
スポーク太さが変わった際、ダイスを調整するには19mmと22mmのスパナが必要。
また、固定するのにバイスも必要でなかなか面倒な工具である。
使い方は非常に簡単で、スポークをこの工具に固定してハンドルを回すだけである。
作業の際には切削油を注油しつつ、切粉を適時掃除することが重要。
ネジの仕上がりはもちろん、ダイスの寿命に大きく影響する。
ダイスを締めすぎるとスポークにダイスが食いついてしまうので、緩めを一回通してから仕上げを入れるとわりと安定する。
調整がキッチリ終わっていれば一発で立てれるが、意外と難しい。
左は手組みショップで購入したもの、右は今回立てた物。
ネジの仕上がりはこの程度。
なぜこの汚いものを撮影に使ったかは謎だが(笑)、この程度の仕上がりなら楽に作れる。
しかし、頻繁に手組みをする人でもこの工具は必要ないと思う。
ネジを切りなおす事でスポークの長さを自由に変えられるのはプレーンスポークだけで、
エアロやバテッドスポークでは切りなおせる長さが短いので出番がない。
それに加え、今はスポークのばら売りをしているショップも多く、価格も箱買いと大差ないためそこで買うのが手っ取り早い。
スポークにネジを立てる時間と工具代を考えたら、特殊なスポークが必要でなければ、これでネジを切る必要はまったくない。
価格評価→★★★☆☆ 専用工具だしね・・・
評 価→★★★★★ 両ネジのスポークが必要だったので
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 g)