定価 ¥26250
あれは昨年の11月初めだったろうか。
秋も終わりだというのに松茸も梨も食べず
日本の四季を満喫するという概念を忘れていた頃の話だ。
唐突だが私はカンパニョーロのCレコのエアロ形状が好きで
初めて買ったロードのチネリSCもCレコパーツを多く組み込んでいる。
そして時代は巡り昨今はエアロがトレンドだという。
とある日、私はニューバイクのパーツを煮詰める為に
なじみのショップへとおもむいた。
・・・
・・・・
「今度のバイクのハンドルなんすけどエアロなドロップハンドルってないですかね?」
「・・・あぁ分かりました。ならZIPPとかどうですか?」
「ん?50000円ですか。」
「・・・ちょっと待ってください。確かスペシャにもあったような。」
「え?スペシャであるんですか?」
「これですね。サイズは42からで26000円です。」
「むむむ。」
「どうします?」
「うーむ。」
「40からあるZIPPにしますか?」
「うむむ。」
「値段安いしメーカーの一体感ならスペシャで良いんじゃないですか。」
「そ、そうですかね?」
「スペシャにしましょう。」
「わ、分かりました。スペシャで。」
そういう事になった。
‐使用感‐
初めてのカーボンハンドルという事でふにゃるんじゃねぇの?
という変な先入観がありましたがそんなことはなく硬い。
前荷重のダンシングをしてもガッツリ硬い。
上ハンはバーテープ巻いてない箇所を持つことになるんですが
普通のパイプ形状より持ちやすく感じています。
自分はアルミだと100㎞超えたあたりで指の痺れがあったりしたんですが
こいつはそんなことは無し。カーボンハンドルってどれもそうなのかな?
‐その他‐
エアロ形状で速くなったかと言われれば全く分からん。雑魚で申し訳。
サイコン等のマウントを付けたい場合、
物を選ぶと思いますので現物確認必須かと。
価格評価→★★★★☆←こんなもんなのでは?へたな中華買うより安心でしょう。
評 価→★★★★☆←40㎝がディスコンなのが悔やまれる。
<オプション>
年 式→2014
カタログ重量→250g(実測重量?g)