提灯にならないよう気をつけますので、私も世話になっているショップのレビュー書かせて下さい!
仙台市青葉区の通町でひっそりと営業している自転車屋、というと皆さん
「ああ、佐藤さんとこですよね。結構有名ですよ」
とおっしゃる。
いやいやいや、通町でもその近くにもう一件、自転車好きな皆さんも気付いていない濃い~自転車屋があるんですよ。
銀輪舎 改良修繕工廠
http://cyclo-ginrinsha.nornir.co/今月いっぱい店内改装中だからシャッター閉まってるのは良いとして、開店して既に一年チョット、まだ看板も出ていないんだからそりゃ気付かれないわなw
看板出してないのは別に店主が偏屈だとか一見さんお断りとかじゃなく、単に気が向かないだけのはず。
奥さんに
「あんたイイ加減にしなさいよ」
と言われて、今はようやくA4コピー用紙に店名と営業時間印字してガラスに貼ってあります。
行かれる方は、出来ればカーナビで事前に住所を設定し、その上で『清野畳店』の看板を目指していくと良いでしょう。
ここの店主は、市内の有名ショップベルエキップに間借りして作業をしながら、自転車の出張修理サービスをしていた方です。
お店を開店したのは昨年後半で、その後も出張修理サービスは継続していましたが、今は店内改装中で新しくどうなるのかはちょっと分かりません。
店主は人によってはクセがあると感じるかもしれません。
しかし個人的な印象で言いますと、私が自転車に興味を持ち始めた頃、自転車乗り間の暗黙の了解的なものがまだよく分からずに何か相談をしました際
「まあね、でもたかが自転車ですよ。そんなに深刻に考える必要はないですよ」
と言ってくれて、とても気が楽になったのを覚えています。
あとはマナー的に間違ったものでなければ、邪道な事でもあまり否定せず、大抵は笑いながら話を聞いてくれるのも初心者の私には気が楽です。
じゃあ、どんなタイプの店かというと…、よく分からないというか…w
たとえばですがこれ
最近雑誌だとかイベントなんかに出ている、『ちゃりん娘』というガールズ自転車ユニット(で合ってんのかな?)用に制作依頼を受けた自転車だそうです。
今まではレースとか出ていてちょっと真面目路線に走りすぎたので、新たにチャラい方向にも行く場面で使われる、と聞いた気がします。
大阪からわざわざ仙台にオーダーって、ちょっとビックリしました。
お客さんからのオーダーも
多いのは小径車だと思います。特に変態小径車w
その一方で、プロがレースで使っていた機材なんかも置いてあります。
なんでも
「これ飾っておけば」
って持ってきてくれる人がいるそうです。しかも時々入れ替えまでしてくれて。
ハンドルに下がってる紙に書かれているのは、「手を触れるな」的なものの逆で、軽いから持ってみれば、てな感じだったはずw
ロードの販売でいうと、rockbikesなんかも扱っていて試乗車もありますし
「ニールプライドも安く入るよw」
「今度からGURUも扱うことになったから」
なんて言ったりもします。
あとは
ボロっとRIDEAの楕円チェーンリングが出てきたり(1セットはドッペルギャンガーに組んでデモ車にするとか…)、Di2で組んだミニベロの試乗車があったり、数十年前の実用自転車がレストア待ちになってたり……、これまでは何でもありというかw
出張修理ではママチャリからロードまで何でも対応しているので、ロードの相談も安心して出来ますし、子供の自転車持ち込みも気軽に引き受けてもらえます。
MTBの足廻りのO/H頼んだ時も驚くほどピカピカに磨き上げてくれていて、別物のようになった走行感と合わせて感動しました。
「ロード乗ってんならベルエキップ行くとイイよ」
と店主から言われるんですが、常連の小学生が学校帰りに入ってきて、一方的に世間話をして黙って帰っていく、それが普通に感じられるこのお店、人見知りな私にはとても敷居が低いし居心地が良いんです。
店内改装を終えてからは、完成車だとかパーツも並べて販売の方にも力をいれていくそうです。
「いやぁ、そろそろホントにやらないとヤバイんでw」
ってオッサン! そのセリフ年明けくらいから聞いてますよw
価格評価→★★★★☆(毎回定価から引いてくれてます)
評 価→★★★★★(一通り何でも相談出来る安心感)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 g)