去年の9月のライドで、11時間14分でバッテリーが切れました。
元々バックライト常時オンだと公称12時間で実質14時間ぐらい持った気がするので、
容量低下は20%ぐらいでしょうか、
2013年11月から使ってますので、2年弱経過時の事です。
その時、一度だけ結構な雨の中数時間走行したんですが、
その時に浸水で電源が落ちたのか、バッテリー切れで電源が落ちたのか不明。
3ヶ月後ぐらいに、最近になって通電不良を起こすのでバッテリーを見てみたら、端子部分が一部腐食していました。
なので、水は入ってしまうっぽいです。バッテリーカバーはバッテリー寿命が尽きるまで外すことはないので、
シリコンシーラントなどで防水対策してしまっても良いかもしれませんし、
雨が強くなったら雨が当たらないところに移動してしまうほうが良いと思います。
真鍮ブラシでサビを除去したものの、薄い箔のような端子なので地金付近まですぐ削りきれてしまい、
段差などで電源が飛ぶようになってしまいました。
それについてもバッテリーの裏に紙を挟んだら大丈夫になったんですが、
バッテリー自体も弱っており、満充電にしても3日放置すると空っぽになってしまう為、
USB給電状態(バッテリーを入れてなくても可能。端子破損が怖いのであまりやりたくないがUSBmini端子なので振動にも強め)
で運用しつつ代替バッテリーを注文していました。
代替バッテリーはAmazonで売っているBXTのBL-4C互換バッテリーにしました。950円。
互換バッテリーは中国製で寿命が短い可能性も高いのですが、
そもそも本品の付属バッテリーもNOKIA純正でなく、互換バッテリーである事と(Sato Commerceの互換バッテリーと製造元が同じ。しかも商品説明と違う700mAhである事が発覚)
1050mAhという大容量&安価な事に惹かれ購入しました。
バックライト常時点灯状態で21時間11分駆動しました。
バッテリーの容量自体は700→1050mAhなので1.5倍、
公称ランタイム12時間で実質14時間ぐらい持った気がするので元々17%弱公称超えなので、
BXTバッテリーも14時間の1.5倍の21時間超えと、スペック通りの容量がある事が分かりました。
安価な互換バッテリーは充電の度の容量低下が大きく、充電可能回数が少なく、充電してもちょっと放置しただけですぐ空っぽになるのが特徴なので、暫くは様子見ですが。
このGPSサイコンは、
2年2ヶ月で総計 850時間弱、走行距離16000km弱 のログを取ってくれました。
半年に一回数秒ログが飛ぶ現象と、
使うときに電源オンしてすぐログデータ消去するとGPS衛星補足のタイミングと被って軽くバグり、
初期の積算距離が20km付近になるのは仕様なので、
走りだしてそうなってたら走行開始ボタン長押しを2回やって0にすれば良いです。
ログデータ上の積算距離は正常に記録されていますので心配ありません。
最近気がついたのが、自転車を複数台で運用していると
それぞれの走行距離が把握できないので、
個別にサイコンを付けるか、
カロリー計算などを無視すれば、自転車1=自転車、自転車2=ボート、自転車3=オートバイ
みたいに分ければ、それぞれのアクティビティの累計時間と距離だけは管理することができます。
複数台の走行距離をexcelとかで別にメモっておくか、
ユーザ切り替えで複数台の自転車アクティビティ管理をするという方法もありますが
(一度読み込んで本体のデータを消してしまうと、他のユーザにデータを移動することができないので注意)、やや面倒です。
(ケイデンス計も使うのやめて、心拍計は使ったことすらない人の意見です)
後継モデルっぽいモデルも紹介しましたが、用途が違うので併売が続いてますね。
秋月電子で未だに3480円で売っていますので、こんなに安くてそこそこの性能のGPSサイコンは他にないという点では動かないと思います。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★