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SHIMANO DEORE BL-T610


 
LZPT2IB  2013-10-30 21:17
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SHIMANO DEORE BL-T610
購入価格: ¥2,147 (税込)
標準価格: ¥2,386 (税込)

『DEOREの2フィンガーのブレーキレバー。使いやすいが、表面処理がちょっと残念』


■今回選んだのは2フィンガーのブレーキレバー
トレッキングバイクコンポーネントDEORE T610シリーズには、2フィンガーのBL-T610と3フィンガーのBL-T611がある。私が選んだのは2フィンガーの方だ。前回と同じ3フィンガーにしようと思ったのだが、メーカー在庫切れで次回入荷は未定だったため、今回は2フィンガーを試してみることにした。

 
・DEORE BL-T610-L



■2フィンガーのレバー形状
DEORE M590のブレーキレバーBR-M511はテーパーの付いたレバー形状の3フィンガーだったが、実際に使ってみると2フィンガーもかなり良い。2フィンガーのレバーは少し幅広で、2本の指にしっかりとかかってフィットする。3フィンガーのレバーでも指を2本しかかけていなかったので、2フィンガーの方が私に合っていると思った。レバー形状は2フィンガーも3フィンガーもDEORE M590シリーズとほとんど変わらないようだ。

  
・2フィンガーのレバーも握りやすい

 
・指の収まりがいい感じだ



■BR-T610との組み合わせ
VブレーキBR-T610との組み合わせでは、カッチリしたブレーキフィーリングと繊細なコントロールを味わえる。強めに握ればカツンと効き、握った分だけ動くので効きの微調整ができる。

以前、シフト/ブレーキレバーST-EF51とDEORE BR-M590の組み合わせを試してみたところ、制動力自体は上がったが、ブレーキレバーがフニャフニャして細かい操作は出来ないような感じだった。推奨の組み合わせのブレーキレバーBL-M591にしたところ、ブレーキのフィーリングが全く変わった。

クロスバイクのアップグレードのためにVブレーキをBR-M610に交換する際には、SHIMANO推奨の組み合わせであるこのレバーも一緒に交換すれば、気持ちのよいブレーキフィーリングを楽しめると思う。


・対応のVブレーキはBR-T610



■パワーモジュレーターは付属しない
3フィンガーや4フィンガーのような長いブレーキレバーの場合、そのままでは極端に強い制動力が発揮されて危険なので、これを緩和するためにパワーモジュレーターを付ける。3フィンガーのBL-T611にはパワーモジュレーターSM-PM70が付属するが、2フィンガーのBL-T610には付属しない。


・BL-T611にも付属するパワーモジュレーターSM-PM70 ※写真はDEORE M590



■I-spec対応
BL-M590、BL-M591からの最大の変更点がI-specに対応したことだろう。I-specはブレーキレバーとシフトレバーを一体化するマウントシステムで、シフトレバーSL-M610-I等と組み合わせれば、ハンドル周りがスッキリとした外観になる。とても興味深かったが、SL-M610-Iはオプティカルギアディスプレイがなかったので、結局導入しなかった。


・SL-M610-Iを取り付けるための穴が設けられている



■遠目では気にならないが、外観が少し安っぽい
商品画像ではDEORE LXのVブレーキBL-T670に外観は酷似しているが、ショップで実際に見ると表面処理にはかなり差がある。レバーは艶があってとてもきれいだが、レバー以外の部分が安っぽくて残念だ。遠目では気にならないものの、艶が少なくくすんだ色に見える。好みの問題もあるかもしれないが、私はBL-M591のギャラクシーブラックのような光沢感が欲しかった。


・艶のないくすんだ表面。汚れが目立ちやすい。BL-M591の方が質感が高い



■その他
他のブレーキレバー同様、手の大きさに合わせてグリップとレバーの感覚を変えられるリーチアジャストが搭載されている。2mmアーレンキーで調整ボルトを締めれば、レバーの間隔が小さくなる。私は手が小さいので、この調整機能のおかげでレバーがとても握りやすくなった。

また、BL-M591と同じようにオープンクランプになっている。オープンクランプならグリップを抜かずにブレーキレバーを取り付けられるが、知ったのは取り付けた後だった。

ブレーキレバーにはケーブル類も付属しているが、より軽い引きを求めて、ジャグワイヤーのホワイトのアウターケーブルとテフロンコーティングのインナーケーブルを使った。

 
・左: リーチアジャストのボルト 右: 付属のケーブル類



■結果的に2フィンガーも使いやすかった
見た目には少々不満はあるものの、性能は全く申し分ない。BR-T610との組み合わせでは制動力自体は全くといっていいほど変わらないが、私には2フィンガーの方が指がしっかりとかかりやすく、若干ではあるがコントロールしやすくなったと思う。2フィンガーが合わなければ、BL-T611の入荷のタイミングで3フィンガーに戻すつもりでいたが、このブレーキレバーのままでも良さそうだ。クロスバイクのアップグレードに、VブレーキBR-T610と同時の入手をおすすめ。

  
・レバーの艶のあるブラックは気に入っている

 
価格評価→★★★★★ (コストパフォーマンスが高いブレーキレバー。表面処理の方法は値段相応か)
評  価→★★★★☆ (使いやすいブレーキレバーだが、見た目が少し惜しい)
<オプション>
年    式→2014年
カタログ重量→205g (1ペア、実測200g)
 
LZPT2IB  2017-3-25 0:32
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SHIMANO DEORE BL-T610
購入価格: ¥2,147 (税込)
標準価格: ¥3,486 (税込)

『最近、レバーの可動部のガタが気になる』



■ 可動部のガタ
SHIMANO DEORE BL-T610は、VブレーキとMTBの機械式ディスクブレーキに対応した、2フィンガーのブレーキレバーだ。現在、トレッキングバイクコンポーネントで、2フィンガーのブレーキレバーがラインアップされているのは、DEORE T610シリーズとALIVIO T4000シリーズだけだ。これより上位グレードには3フィンガーしかない。

私はBL-T610を約3年半使っているが、最近になってレバーのガタが気になるようになった。厳密に言えば、レバーの可動部のガタ。なぜか左レバーの方がガタが大きい。ブレーキ操作に問題はないが、レバーを引く際にブレるので、若干ブレーキタッチが悪くなる。ちなみに、スプリング調整ボルトをゆるめたり、ケーブルの張りが弱かったりすると、レバーが引く方向にカタカタと動きやすくなるが、今回取り上げているのはこのことではない。

上位グレードのDEORE XT BL-T780と異なり、BL-T610はブレーキレバーユニット(レバーそのもの)の分解ができない。ボルトやケーブルアジャスターの交換ならできるが、それ以外の場合は買い換えるしかない。幸いなことに、BL-T610は左右のレバーが低価格でばら売りされているので、今後は左レバーだけ交換するかもしれない。オープンクランプが採用されているので、かんたんに交換できるはずだ。


レバーの可動部のガタが気になる



価格評価→★★★★★ (リーズナブル)
評  価→★★★★☆ (ガタは気になるがまだ使える)
<オプション>
<オプション>
年    式→2014年
カタログ重量→205g (1ペア、実測200g)


SHIMANO DEORE BL-T610 を















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