[Cycling Courses] 通学路
先日行きつけの自転車屋に行く際に、当時使っていた通学路を久しぶりに走ってみました。
ロードを始める前自転車との接点が一番多くあったのは、高校時代でした。 小・中学は家の近くに学校があり、徒歩での通学だったので初めての「ジテ通」に憧れを抱いていた記憶があります。 「友達と一緒に帰ることはもちろんのこと。彼女と自転車を押し歩きながらおしゃべりして帰ってやる・・・!」 と淡い妄想にも似た青春群像を思い描いていたんですが叶いませんでした。 前カゴに載せた手持ち鞄に勉強道具をパンパンに詰め込み、 部活の道具やお弁当などをいれたリュックを3年間背負いながら通学にいそしんだ毎日の記憶しか蘇らない。
・・・一体どこで間違ったんだろう。
と、余談は置いておきまして。 高校生活の間に、どういった経路で行けば早く着けるかとか通学に飽きないようにするため、 「どこか面白い場所がないものだろうか」とか未開拓のルートを策定することもしばしば。 行き当たりばったりでもいつもと違った楽しみが味わえる。 それが自分で決める通学路の醍醐味でした。
総距離およそ6kmとあまり長くはない経路ですが名所(というか迷所?)がちらほら。
<名所(迷所)> ・通学路の最中にお城がある ・昼に行列ができるラーメン屋や常に1両編成の超ローカルな電車路線の駅近くを通る。 ・高さ制限1.6mのガード下の道路 ・ママチャリでは太刀打ちできない激坂(ロードだとすんなり登れてしまった・・・)
など、探せばいくらでも出てくるのが個人的に凄いところ。 あれから5年ほどが経った今でも、変わったところは少々あったものの通学で見た面影を残していました。 時代とともに移り変わっていく景色の中で、いつまでも心に残しておきたい。 そう、改めて感じました。
評 価→★★★★★(思い出はpriceless)
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