購入価格 ¥3000円ぐらい(購入当時)
(多分)みんな大好きGENTOSのバッテリーボックス別体型ヘッドライト。
単3×3本(エネループ対応)、160ルーメン、実用点灯18時間(Hi時)と純粋にヘッドライトとしてみても結構高性能な一品。
もちろん実用点灯時間は鯖読んでるけど、体感で10時間ほどは160ルーメンは維持出来てる感じ。それから先はダラ下がりのいつものパターン。
そもそも、何でこれを持っていたかというと普通にキャンプ用のヘッドライトとして手に入れていまして、その後別のヘッドライトを手に入れちょうど休眠中だったというわけで。
要は、ライト沼にとっくにはまっていたという(ry
さて、こいつを普通にヘルメットライトとして運用してたこともあるんですが、いかんせん重い。
バッテリーボックスが別体型なのが仇となって、首をふると遠心力でメットがずれそうな感じ。
バッテリーボックスに後方識別用に赤LEDがついてるんで、非常に便利なんですけどねw
というわけで、こいつをブラケットマウント改造しフロントライトとして再利用しようじゃないかというのが、今回の目的です。
必要な物は、家庭に一つは転がってるであろうキャットアイのブラケットH-34Nのみ。
ヘッドライトのバンドは使わないので外して置きます。
次に、H-34Nをばらします。右にあるライトとの受ける部分は使いません。
今度はヘッドライトに4mmの穴あけ加工。寸法を測りフリーハンドで適当に穴を開けます。
そして、パイルダーオン。
これで出来上がりです。
後はハンドルにつけて良し、スインググリップにつけて良し、シートポストにつけて良し(?)、君が思いつく(H-34Nが取り付けられる)場所につけるだけです。
ただ、注意すべきは、H-34Nを取り付けてる面は頭のカーブに合わせ曲面になってるので、取り付け場所によってはライトとブラケットの間にスペーサと対応したネジが必要になる可能性があること。
また、バッテリーボックスの設置場所については各々創意工夫で頑張っていただきたいとしか言えません。ステム下やトップチューブ(バッグ・直付ともに)、ハンドルマウントと色々試しましたが、どうやら(少なくとも自分の個体では)振動で接触不良が頻発しました。結局、フロントバッグに放り込んでフローティングマウントさせるのに落ち着いてます。どーしても、フレームやハンドル周りで固定したい!という場合はバッテリーボックス内の振動対策もした方が良さげです。
そういう意味ではやはりロングライド向けの装備で、通勤やちょっとしたポタリングなどでは逆に扱いづらくなってます。が、フレックスタイトのお陰で取り外しは面倒ではないですし、H-34Nの固定力が弱いという欠点もライト本体が軽量なため特に気にならないのは利点かと。もちろん、光量や寿命は十二分。
この手の首振り機構を備えたヘッドライトなら、この手法は(物にもよるけど)流用できるので試してみてはどうでしょう?
P.S. ちなみに今回は使わなかったブラケットの受けですが、例えば家に転がってるHL-EL340などのライト側の受けを強奪してきて、同じようにスペーサ噛ませてライトに固定すると、普通に取り外しできるようになります(固定する際受け側にナットを置いたのですが、ネジの長さが適正であれば脱着に影響はありませんでした。またスペーサが必要なのはロック機構の外れ止めも兼ねることも考えてのことです。ワッシャーなどではなくプラ板ないしは金属板を使うのをおすすめします) また、みんな大好きH-31(H-32)だとブラケット固定ネジが受けの固定も兼ねてるので同じ手法でやるのは相当面倒になります。素直にライト側の受けを強奪しましょう。
アイデア元はSILVA Veloから、と書くとニヤリとする人はいるかも。
価格評価→★★★★☆(まぁ、廃物利用なので)
評 価→★★★☆☆(バッテリーボックスのことを考えると星4つは難しいか。逆に一体型ヘッドライトだと光量と寿命とのトレードになるのが難しい所)
<オプション>
カタログ重量→202g(ライト本体・電池込み)