購入価格: ¥105 (税込)
標準価格: ¥105 (税込)
『甘みは強いがコスパは高い。手軽にエネルギーと塩分を補給できるスポーツ用の羊羹』
■井村屋が運動用に作った羊羹
井村屋は肉まん、あずきバー、水羊羹等を製造する食品メーカーだ。その井村屋がスポーツ用の羊羹を開発した。小さなパッケージでご飯1杯分のカロリーと運動時に失われる塩分やミネラルを補給できるのが特徴だ。ショップで他の物と同時に2本購入し、1本はすぐに、もう1本は別の日にいつものサイクリングコースで試してみた。
・井村屋 スポーツ羊羹。同じ井村屋のミニようかん煉の約5倍の塩分量らしい。
■かなり甘みが強い
この羊羹を口に入れたまず感じるのは強い甘みで、次に少し塩気を感じる。お菓子として食べる羊羹よりもずっと甘く、思わず眉間にシワが寄ってしまった。口の中に甘みが残りやすく、飲み物なしでは辛い。私はボトルに麦茶を入れていたので食べることができた。この甘さは小さなパッケージに砂糖や水飴を詰め込んだ影響だろうか。羊羹好きの私でもこの甘さはきつかった。ロングライドでへとへとに疲れているときに食べれば、「ああ美味しい!!」と感じそうな気はするが…。
■即エネルギーになるのを感じる
1本摂取すると、すぐにエネルギーになるのを感じる。ガン!!と急激に血糖値が上がるというより、スッとが上がるような感覚。持続性も意外にあり、片道約20kmのサイクリング程度なら、最後までエネルギーに余力がある状態で帰宅できた。気軽にサイクリングに出たつもりでも、速度や行動時間で意外にカロリーを消費することがある。この羊羹はエネルギー補給の助けになる。
砂糖、水飴、あずきの吸収の時間差は即効性と持続性に関係していると思う。だが、これらがこの羊羹にどれくらいの割合で入っているかは、パッケージから読み取れない。インシュリンショックのことを考えると、もしかしたら運動前は控えた方が良いかもしれない。おそらく運動後のエネルギー回復には最適。プロテインやアミノ酸と同時に摂取すると効果が高いだろう。
また、井村屋は1本でご飯一杯分のカロリー(171kcal)と説明しているが、これは1本分のカロリーの分かりやすい例えと考えた方が良いだろう。というのは、カロリーは同じでも吸収のスピードが違うからだ。
■コスパの高い手軽な補給食
スポーツ羊羹は小さくて持ち運びやすいが、自転車専用品ではないので、このパッケージでは乗車しながら歯で開封して食べるのは難しい。短時間の休憩中に摂取するのが現実的だと思う。味というか甘さは好みが分かれると思うが、手軽に補給できるエネルギーとしては優秀で、1本105円とコストパフォーマンスは高い。大量に汗をかく真夏なら塩分とミネラルが走行の助けになり、この羊羹を積極的に選ぶ理由が出てくる。ショップで買えることもあるので、自転車で行ってエネルギーが少ないと感じたときにはまた摂取したい。
価格評価→★★★★★ (コストパフォーマンスが高く、手軽に摂取できるのが良い)
評 価→★★★★☆ (甘すぎるのが残念。手軽に補給できるエネルギーとして優秀)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→60g