購入価格 約￥35万（ショップ）
当方、ホビーライダーで。
前に乗っていたのは、2008 Pinarello FP2・・・のフレーム以外ほとんど交換、DuraAce & Ultegra化したものに乗っていました。
さて、当方、スピードよりは100Km以上の長乗りをしたくて、Anchor のRL8。
・・・コンポはどうせ変えちゃうので、最初からUltegra 11 速ベースのEliteクラスを買ってみました。
現在もいろいろ調整中なのですが。
人生初めてAnchor のフィッティングを受けましてね。
各寸法もコンピュータの出す理論値で調整しましてね。
とっても、とても「俺マシン」になっているはずでね。いざ納車！と。
で、実際に走ってみれば、おーー、あ、あれー？
前の安物「Pinarello」より、なぜ走らない！実感がない！という感覚で最初はショックでした。
漕いでも漕いでも力が抜けて進まない感じ。
で、突き詰めたところ、フレームのランドナー的車輪位置や、フレームのしっとりしなやかさ感、最近のカーボンの軽量さ、Eliteオプション標準のUltegraホイルのスポークテンション低さがどうも漕ぎだしのダイレクト感を殺しているようでありまして。
ま、私が今まで乗っていた、前のPinarello車がアルミでDuraAceで重くてカッチカチでしたからね。
走っているときに「ゴリゴリ前に行っているなー！」という実感があったのに対し、ＲＬ８はお上品でしなやかすぎて、その実感が薄いんだなと思いました。
これが剛性ってやつですよね。
いやー、大事ですよ。
で。このままでは困りますのでね。
固めで重いディープリムのホイルに履きなおしまして、ハンドル位置を下げたりしまして、やっとこさ走りが面白くなってきまして。
「お、もうちょっとで相棒かな？」というところまで来ています。
WH-9000-C50のような重くて惰性の効く回る足を履いたとたんに、急に走りがバシッとなる感じですからね。
ま、ベースがランドナー的、長距離向きホビーロードバイクなんでしょうね。
固さと、しなやかさをどこまでバランスとるか。
軽量と力の逃げ具合をどうバランスをとるか。
この好みの調整が、いじってて面白いフレームだと思います。
アルミバイクでは難しかった200Kmを余裕で走れるバイクに、ひょっとするとできそうな予感ではありますので、調整できないかどうか楽しみです。
1万キロ超えたぐらいでやっと味がわかると思いますから。
またそのうち機会がありましたら報告を。
まだ、500Kmぐらいのこれから努力なインプレでした。
価格評価→★★★★☆
（ロングライド派には面白いフレーム。
アルミ乗り、ガッツリ派にはちょいやわめ。
200Km越えのロングラン能力に期待を込めて。）
評 価→★★★★☆
（現在評価中ですが、初期完成車のどのオプションホイルも
あまり走らないかも。ホイルは一番安いのにしておいて
すぐに重めの回るディープリムホイルとかにすると生き返る。）
＜オプション＞
年 式→2013年
カタログ重量→ フレーム単体980g（480mm）,フレームセット1,440g（480mm）
