購入価格: CBNのモニター企画による提供品
標準価格: ¥32,000+税 ※国内価格
『寒くなってもヘルメットの下にキャップ等を着用すれば快適』
■3回目の投稿
CBNのKASK Vertigoのモニター企画に当選し、レビューを2回投稿した。レビューを投稿した時期は8月、9月と暑い時期だった。その後、涼しくなってからもVertigoはとても快適だった。そのことを伝えようと思い、追加で投稿することにした。
・開封直後のKASK Vertigo。ま、眩しい...
■キャップを併用すれば秋冬も快適
秋冬は通気性の高いKASK Vertigoでは寒いので、KASK Urban Vintageの出番になると思っていた。Vertigoを直に被るとやはり寒いが、下にサイクリングキャップやウインターキャップを被ると非常に快適になる。
サイクリングキャップやウインターキャップが風を防いで保温しつつも、夏場と同様に24個のベンチレーションの取り込んだ風が汗を乾かし、頭部をサラリとした状態に保ってくれる。蒸し暑くも寒くもないちょうど良い感じだ。また、インナーパッドは速乾性が高く、ほとんど湿り気を感じられない。
GIANT ORIONというヘルメットの下にMCS SPORTSのヘッドマスクを付けた時は、ヘッドマスクがたっぷりと汗を吸ってしまった。休憩中は髪が濡れたのが不快だったし、走行中は汗冷えしてとても寒かった。Vertigoなら休憩中や帰宅後といった自転車から降りた後も、キャップや髪が濡れたり蒸れたりせず不快さがないのが嬉しい。
下に被るキャップの性能(速乾性、防風性、保温性等)にも大きく左右されると思うが、Vertigoの通気性とパッドの速乾性は、寒い時期のヘルメット内の快適さにも大きく貢献してくれると感じた。秋に涼しくなったらサイクリングキャップ、寒くなったらウインターキャップを併用すれば、Vertigoの活躍の機会は増える。
・左: 25度以下ならオシャレのためにサイクリングキャップ(※1)を被っても蒸れを感じにくかった
右: 15度を下回るとウインターキャップ(※2)の出番
※1 Rapha Cap、※2 Rapha Merino Hat
■KASK Vertigoは快適性を追求したヘルメット
前回のレビューから更に使い続けても、KASK Vertigoは非常に快適なヘルメットであるという結論に変わりはない。他のヘルメットも持っているのに、出かける時には圧倒的な快適さから自然とVertigoを選んでしまう。夏に引き続き、冬の今でもメインのヘルメットはKASK Vertigoだ。
また、KASKのヘルメットの快適さに大きく貢献しているのは、KASKのほとんどのモデルに採用されているUP’NDOWN TECHNOLOGYと円形のインナーシェルだ。これらが走行中でもズレないフィット感を実現し、着圧によるストレスを感じさせない。日本人の横幅が広い頭部形状にもフィットしやすいのもポイントが高い。
国内価格が高くなってしまったのは残念だが、個人的にはオススメしたいヘルメットだ。これからも安全運転を心がけ、できるだけ長く大切に使っていきたい。
価格評価→★★★☆☆ (値段に見合った性能とラグジュアリー感)
評 価→★★★★★ (キャップを着用すれば秋冬でも快適)
<オプション>
年 式→2013年
カタログ重量→270g (実測で289g)