nokon コンカベックスシステムワイヤー

購入価格 ￥15000くらい（ブレーキ･シフトあわせて）

見た目のために導入。
引きの軽さはよくわからない。
重量も測ったことないのでわからないが、軽くなってるらしい。
ワイヤーの曲げを小さく出来るとかいろいろメリットがあるらしいが、一番は見た目。

デメリットは、アルミのピース同士が擦れて音鳴りがすること。
あと、アウターワイヤーのテンションがかからないので、ハンドルがふにゃふにゃ曲がること。無造作に壁に立てかけておくとハンドルがきれて倒れてしまうことがあります。

価格評価→　★★☆☆☆　（ドレスアップパーツとしては高い）
評　　　価→　★★★☆☆　(これより先にお金かけるところはたくさんあると思う)

ブレーキ用、シフト用フルセットでカンパエルゴパワー（レコード2002年モデル）と組み合わせて使用中。
【長所】
・ブレーキタッチは確かにリニアになる。しかしカンパ純正ワイヤーでもそんなにフリクションが大きいわけではなく、特筆するほどの効果ではない。シフトタッチに関してはほとんど純正ワイヤーとの差は感じられない。
・アウターの柔軟性があるため、ワイヤーがバネとして作用してステアリングに与える影響が少なくなる。純正ワイヤーでは左右シフトアウターのバネ力がバランスして、一種のセンタリング機構として働いているのでノコンに交換した当初はステアリングが軽すぎるように感じられるが、こちらの方が本来正しいステアリング感覚である。
・個人的に一番の長所は純正ワイヤーより外径が小さく、柔軟性があるため、エルゴパワーのブラケットにシフトアウターが納まる部分で凹凸が少なくなり、手のひらに当たらなくなることだと思う。2009年モデルからの新型エルゴパワーではこの点が改良されているそうなので、そうなると敢えてノコンでなくても良くなるか？
【短所】
・耐久性を考慮しても高価すぎる。
・シルバーを使用しているが、１ヶ月もしないうちに鍍金（もしくは塗装？）が剥がれてきた。３シーズン使用して現在はほとんど下地むき出しになっている。

価格評価→（★☆☆☆☆）
評　　価→（★★★☆☆）

購入価格 ￥シフト、ブレーキ全部で15000円強

7900STIとramバー(ハンドル内部通し)の組み合わせ

変速のフィーリングはかっちり感がより増しとても心地よいです。
しかし、NOKONのアウターは初期縮みがあるため、これを忘れると変速がおかしくなります。(実際にライナーがエンドで詰まってこれに気づかず、変速不調の解決に苦労しました。)

そして、ramバーとの組み合わせはお勧めしません。　取り回しの関係でワイヤーのRが小さくなりすぎて引きがすごい重くなりました・・・最大の誤算です。

価格評価→★★★☆☆　変速がすごく良くなるのでこの評価
評　　価→★★★☆☆　

購入価格 ブレーキのみ￥9,000ぐらい

アルテグラST6600 ＋ FSA Wing Proコンパクトで使用。
導入理由は、前ブレーキを右レバーで使用していてワイヤーの取り回しがキツかった為。
シフトについては特に不自由を感じなかったので導入せず。
一番の目的であった前ブレーキワイヤーの取り回しはバッチリ解決。
他、純正に比べワイヤーの張りに遊びがなくなるため、レバーを握るとスコンスコンと
明らかに軽く、特に前ブレーキはダイレクトな操作感に変化。
このダイレクト感は非常に気分が良い。

塗装？については、先に書かれている方の通り金と銀が弱いらしく
どんどんグサグサになってしまう。私は黒を購入したので「nokon」の
ロゴがある金色の部分以外は全くの無傷。
黒・青・赤は腐食に強いらしいので買うならオススメ。

価格評価→★★☆☆☆　ワイヤーに１万円は高過ぎる
評　　価→★★★★★　効果には十分満足、もう純正には戻さない。

購入価格 ￥シフト･ブレーキ合わせて16000くらい？

ワイズロードで購入。ワイズロードはnokonの低価格販売で評判とのこと、確かにwiggleとほぼ変わらない程度の価格で買えた。素晴らしい。

取り付けが面倒と聞いていましたが、購入時の状態から少し調整するだけで簡単に取り付けられました（最初からインナーライナーにある程度のビーズが通っていた）。得られる効果はたぶん、オカルト商品（？）のSEV程度ではなかろうかと予想していましたが、これはプラセボというわけではなく、確かにブレーキは体感できる程度に軽くなります。シフトも、ブレーキほどではないですが良くなりました。

確か「ロードバイクの科学」のコラムに、ブレーキアウターの抵抗を極限まで取るものすごいメカニックがいて、その人が調整するブレーキは効きすぎて怖いくらいである、みたいな話があったと思います。このnokonのワイヤーは、そうした「すごい当たり出し」をお手軽に実現できるものだと思います。つまり、本当に時間をかけてノーマルアウターのバリを取って、根気よくRをつけていって、適切に潤滑して・・・といったことをすれば、この高価なnokonのような効果は、もしかすると得られるのかも。その意味ではものぐささんのパーツ？　とも言えたりして。

塗装は皆さんが言われるように、弱いです。黒と白を購入しましたが、塗装に強いという評判の黒も、以下の写真のようにところどころ剥げています。購入時、既にビニール袋の中でこんなふうに剥げているピースが多数ありました。意外なことに、白のほうが塗装は丈夫そうです。もしかするとロットによって違うのかもしれません。




価格評価→★★★☆☆　少しだけ不当に高い気がします。
評　　　価→★★★★☆　良いモノだと思います。でも完全に贅沢品です。

購入価格 ￥5000

ブレーキタッチ向上のため購入。
長さを調整しやすい、曲げRを小さくできる、タッチがしっかりする。
というところがよく知れたメリットか。

値段が高いが、ピースをひとつひとつ削ってると思えば納得できなくもない。
まぁワイヤーふぜいにこの値段はありえないと思うけど。

レバーを引いたときにすこしコリコリした感触。
組みつけが悪いのかもしれないが、やりなおしても一緒。
もちろん、エンドピースからライナーを少しはみ出させるなんてのは実践している。
ワイヤーのルートが多角形になるからかなぁと思ったり。
曲げRを小さくしたら症状が顕著になる。

でもパッドがリムに触れてからのタッチは良好。
カッチリとした感触になってコントロール性も向上する。

次はUBEXの強化アウターなんか使ってみたいな。

価格評価→★★★☆☆　どんだけ割引しても高いものは高い。
評　　　価→★★★☆☆　人にはすすめないな。　

購入価格 ￥シフト･ブレーキ合わせて16000くらい？

愛用三ヶ月目くらいになりますが、これは基本的にイイものだと思います。無くても生きていけるが、あると嬉しい贅沢品。

flareさんの「パッドがリムに触れてからのタッチは良好」と、Hanimaruさんの「特に前ブレーキはダイレクトな操作感に変化」には同意です。

ただ、三ヶ月目になってEmikanさんがおっしゃるように、ウチでも初期縮みが出てきました。リアのシフトダウンの際、STIやエルゴの巻き上げが重く感じはじめたらRD付近のインナーライナーを診てあげるといいと思います。


価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★★☆

購入価格 ￥シフト･ブレーキ合わせて16000くらい

使用九ヶ月目で気になることが。
機能的には申し分ないのだが、ハンドルを曲げると最近ギィ、ギィ、と軋む音がするようになった。
最初はヘッドが緩んだのかと思ったが、そうではなく、音はワイヤーから出ている。
金属ピースが擦れる音のようだ。
前回レビューした頃にはこうした音は全くなかったので、ちょっと驚き。

出所がはっきりしている異音であり、巡航時には鳴らないのでそれほど気にならないが、ギーギーキシキシした音があまり好きではないので、ちょっと評価が下がった。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★☆☆　マイナス一個。やっぱり伝統的なワイヤーのほうがいいんだろうか・・・

購入価格 ￥シフト･ブレーキ合わせて16000くらい

最近ギシギシアンアン系の派手な異音がするようになったので評価を下げたが、よく考えてみれば剥き出しのアルミピースが接触しているのだから、注油が必要なはず。そこでメンテルーブを注油したところ、異音はだいぶ減った。

隣の部屋でギシギシうるさいので、壁をドンドン、と叩いたら、
「・・・ギシ・・・ギ・・・・」
と遠慮がちな営みに変わったような感じ。

無音のほうがやっぱり嬉しい。コーナリング時やダンシング時以外はそんなに気にならないだろうけど。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★☆☆　引きは良いです

購入価格 $107(中古)

中古で数台分のセットを購入。日焼けで若干変色しているピースもあったため、新旧を混合して組む場合は注意した方が良いだろう。

一般的に通常のケーブルより軽いとされているが、量ってみるとそうでもなさそうだ。


まずはシフト用。微調整前できつい曲げに対応するためのスパイラルアウターを組み込んでいない状態だが、そこまで軽くない。


次にブレーキ用。こちらにはスパイラルアウターを組み込んである。全体的に少し短いが、重量差は3gしかないことからスパイラルアウターは若干重い事が分かる。



カット前の純正インナーケーブル。購入したものに付いていたライナーは恐らく純正品だが、ブレーキインナーはシマノのものだと太くて使用できなかった。純正は若干細く作ってあるようだ。



最後に一般的なケーブルとの比較。対象はJagwire Racer Cable Kitに入っている4mmのシフトケーブル。長さはほぼ同じだが、2g差でNOKONの方が重い。5mmのブレーキケーブルならNOKONの方が軽いかもしれないが、その程度の差しか無いため、本気の軽量化にはi-linkの方が向いているだろう。

長さの調整は簡単で、1コマ単位で調整できるため理想的なケーブルルーティングにすることができる。特にリアブレーキに接続するケーブル長は決めるのが難しいが、柔軟性があり細かく調整もできため非常に楽に決める事ができた。

引きの軽さはきちんとメンテナンスされた通常のケーブルとそこまで変わらない気がする。前回かなり時間を掛けて丁寧に調整したシマノ純正ケーブルとでは、少なくとも自分には違いが分からなかった。むしろ曲げのきつい部分でコマの角がライナーを圧迫しているのか引きがコリコリするので、フィーリング自体は通常のケーブルの方が良いかもしれない。

上の方のレビューにある通り、握りこんでからの微調整は幾分しやすくなったのは良かった。カーボンホイールなのでブレーキングが少し難しい分、これが一番のメリットのように感じる。


ライナーが詰まる問題に関しては、エンド側3ピース分ぐらいにネジの緩み止めを塗って、ライナーエンドをドライバーなどで抉って広げてある。一応ずれにくくなってはなっており、今のところ問題は生じていない。


正直なところ、値段や手間のわりにあまり大きなメリットを感じなかった。軽量化のために購入したような物なので本来の目的も達成できず、数時間かけたわりに特に大きな変化もない。物凄く期待しただけに少し残念だった。

価格評価→★☆☆☆☆(シフト+ブレーキで10000円越えは高い）
評　　　価→★★☆☆☆(長さの微調整のしやすさぐらいか）