購入価格 ¥2940
シートクランプといえば、「DKGかThomsonを買えば間違いない」
というほど、低トルクで締付できる精度の高い商品を作るDKG。
ロードの純正品を交換する際に、1Boltタイプを購入。
なお、ロード用は4g軽く、使用ボルトも4mm六角レンチ使用品であるが、
当方使用品はMTB用の5mm六角のモノであることを先に断わっておく。
見た目はシンプルというよりも地味、どこから見ても地味である。
うっすら切削痕が残った、極めて細かい梨地処理に深いアルマイト色が綺麗なモノ。
「dkg」のロゴが彫ってあるのみで、その他のシールも表示も一切ない。
そこがいかにも玄人向け商品という雰囲気を醸し出している。「dkg」ロゴが憎い演出である。
スタックハイト(全高)は12.8mm、シートチューブ挿入部深さは約11.5mmと標準的。
カーボンフレームにアルミポストの組み合わせ、固定トルクを5Nmで固定。
純正では6.5Nm程まで上げてもたまに動いていたのが、これは全く動かない。
MTBやDHなどのハードライディング仕様であるから、オンロードでは動かないのも納得。
シート位置を固定するだけの「輪っか」に約3000円は決して安くはない。
しかし、カーボンや極薄アルミフレームが多い昨今では、低トルクでキチッと固定できる当商品は、
機材も破断の心配からも解放される安心感が強く、買いであると強く感じた。
この安心感は、使ってみなければわからなく、クランプに不安がある方に是非おすすめしたい。
価格評価→★★★☆☆(締めるだけでこの金額は安くない)
評 価→★★★★★(低トルク・動かないという安心感は抜群)
カタログ重量→24.6g(28.6mm)(実測重量24.6g)