購入価格 ¥9800ぐらい
Easton Havoc Carbonを使用していたが、幅750mmでも少々狭く感じたので、785mmのSixCに交換した。
仕上げに関してはHavocの方が綺麗と言わざるを得ない。SixCの場合は径を均一化するために最後に表面を削っているのに対し、Havocは最初から綺麗に径が揃えられているのか切削跡はない。恐らく後者の方が品質としては上になるだろう。SixCはバーエンドの肉厚も不均一で、片方は綺麗に揃っていたが、もう片方は薄い部分と厚い部分で見て分かるほどの差があった。一応問題は無いと思われるが、Havocから乗り換えると少々がっかりしたのは否めない。
使用感としては、バーが広くなった事で安定感は確実に向上したが、剛性の低下は感じられない。一度派手にバイクを吹っ飛ばしてしまったが、その際も薄ら傷が入っただけで割れたりはしていない。DHは非常に高負荷なので定期的にクラックが無いかチェックした方が良いだろうが、SixC自体がそういった用途を想定されているので、そう簡単に折れたりする事は無いだろう。
780mmを超えるようなカーボンバーはほとんど選択肢が無いが、このハンドルは比較的入手性が良く価格もそれほど高くないので、ワイドバー+カーボンを試すには最適。確実に余分な振動をカットしてくれるので非常に楽になる。トレイルライドでも効果があるので、手の疲労に悩んでいる人は軽量化も兼ねてカーボン化してみてはどうだろうか。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆(仕上げはもうちょっと頑張って欲しい)