購入価格 67,18ユーロ (当時のレートで¥6500位)
購入してから10ヶ月ほどしたのでレビューします。
自転車で2,3日の小旅行をしようと思いたち、自転車好きの友人に相談したところ、
「バッグを買うならオルトリーブのパニアバッグ一択。」とアドバイスを受けたので購入を決意。
が、Amazon価格で¥17000という値段に一度断念。
しかしレビューでは高評価だったので諦めきれずに調べてみると以下の様なことが判明しました。
・オルトリーブのリア用パニアバッグ「BACK-ROLLER」は日本では一種類しか展開していないが、実は三種類ある。
・それぞれPlus、Classic、Cityの名前がついており、違いは以下のとおり。
Plus・・・キャリアフックはQL2形式。アーレンキーなしでフック位置を調整できる。
他のグレードよりも軽い素材でできているらしい。ショルダーストラップ、内ポケット付き。
Classic・・・日本で展開しているグレード。キャリアフックはQL1形式。フック位置調整はアーレンキーが必要。
ショルダーストラップ、内ポケット付き。
City・・・Classicの廉価版。キャリアフックはQL1形式。ショルダーストラップすらオプション。内ポケットもない。
なお、どのグレードも40Lの容量、防水加工、前後反射素材、
上から引っ張るだけで簡単にキャリアから取り外しができる、等の基本仕様は変わらないみたいです。
とにかく安く手に入れたかったため、一番安いCityを選びました。
送料込みで¥8500でbike24から購入。
2週間ほどで届きました。
第一印象は・・・袋です。
ショルダーストラップも内ポケットもチャックもないので本当にただの袋です。
バッグを閉めるときも、丁度食べかけのポテトチップスの袋の端を折り曲げるような、そんな閉め方をします。(これは3グレード共通の閉め方)
ですが、防水性はバッチリです。土砂降りの中を走っても、走る車からおもいっきり水たまりの水を浴びても、中身が濡れることはありませんでした。
また、何度もガードレールや木にひっかけたことがありましたが穴も開かず今日まで使えてます。(流石に傷跡は残りますが・・・)
上から引っ張るだけで簡単に取り外せるというのも非常に便利です。
悪い点としては、
・自分のキャリアには少し合わないみたいで、使っている間にキャリアの塗装が剥げてしまいました。
→パイプの太さに合わせるアタッチメントが3セット付属していたのですが、うまくフィットさせる事が出来ませんでした。
・再廉価グレードなので内ポケットがなく、小物を入れるのが億劫。
→一応後付で外にポケットを付けられるようです。
・中はキャリア側にプラスチックの板がボルトで止められているのが見えますが、
ちょっとこのボルトが曲者で、本やファイルを入れると傷つくことがあります。(赤丸の部分です。)
→自分は本を入れるときは一緒にバインダーを板側に入れて傷つくのを防止しています。
・キャリアに取り付ける際、Classicではショルダーストラップをスマートにバッグに固定できますが、Cityだといちいちストラップを外さなくてはいけません。
→これはCityを買った以上どうしようもないかなと。何か上手い方法ありませんかね・・・。
それからこれは説明書にはなかったのですが、キャリアのパイプの太さに合わせる機構は上のフック部分だけでなく、
下のフック部分にも有りました。
フックのスペーサーを90度回転させることで、2段階で太さを調節できるようです。
また、フックのレールも上下反対にすることができます。
購入してから1ヶ月はこれに気づかず、ずっとガタガタの状態で使用しておりました。
キャリアの塗装の剥げはこれが原因かもしれません^^;
それからショルダーストラップは、使わなくなったカバンから拝借したものを使っています。
おそらく、取り外し可能なショルダーストラップであれば何でも取り付けられるかと思います。
今度買い換える時はClassicを買うかと思いますが、それが何年も先になると思えるほど頑丈でタフにできています。
まさにヘビーデューティーという言葉がピッタリ似合います。
オルトリーブには手を出したいけど値段が・・・という方にはおすすめのバッグです。
価格評価→★★★★★(これくらいの値段なら文句なし)
評 価→★★★★★(初めてのパニアバッグがこれで本当に良かった)