購入価格: ￥966 (税込)
標準価格: ￥1,575 (税込)
『グリップ性とクッション性は良いが、他社のホワイトのバーテープよりも汚れやすいと思う』
GIANTのシングルスピードFIXER Rのハンドルは、下ハンの部分にはグリップがついている。それ以外の部分はアルミが剥き出しだったので、乗っているうちに手のひらがとても痛くなってきた。ブレーキを強く握るともっと手のひらが痛くなったので、バーテープを巻くことにした。バーテープを巻かない方が見た目にはかっこいいのかもしれないが、見た目重視の私でもさすがに手の痛さには耐えられなかった。
BENEFITのHUNDLE BAR TAPEは、初めてFIXERのハンドルに巻いたバーテープだった。カラーはホワイトと決めていたのだが、何を選んで良いか分からず、とりあえず安いこれを選んでみた。
箱には、真っ白なバーテープ、エンドキャップ、化粧テープが入っている。エンドキャップと化粧テープはロゴのないあっさりしたもの。ブラケット部の金具を隠すためのバーテープは入っていないので、切って作る必要がある。
表面の凹凸と柔らかいゴムやコルクのような質感のおかげで、グリップはとても良い。クッション性はとても高い。３mmくらいある厚みのおかげで、手は痛くなくなりとても楽になった。やっぱりバーテープを巻いて良かったと思う。
このバーテープの問題点は、汚れがつきやすく落ちにくいことだ。ウェットタイプのバーテープというのがどうも良くないように思える。表面が少しベタベタした感じが汚れをつけやすくしているのではないだろうか。汚れは洗剤でもなかなか落ちない。また、グローブのパッドの黒い染料の色が移ってしまい、これも完全には落とすことができなかった。
ホワイトを選んでいる時点である程度の汚れは覚悟していたが、ちょっとこれは我慢できなかった。VELOのバーテープグリップに巻いたBBBや、後にFIXERに巻いたフィジークのホワイトのバーテープでは、こんなに汚れなかったし、色が移ることもなかった。ホワイトのバーテープを使いたい人にこのバーテープはあまりお勧めできない。
巻き方にもよるかもしれないが、3mmの厚さではFIXERのような細身のフレームには、ハンドルバーが太くなってしまい似合わなかった。この失敗はいい勉強になって、次のバーテープ交換に活かせた。
価格が安いので、汚れてしまったらすぐに交換するのもいいかもしれない。
価格評価→★★★★★ (バーテープの中ではかなり安い)
評 価→★★☆☆☆ (グリップ、クッション共に良い。汚れやすいのが大きな減点)
(交換直後なのに、もうハンドルの下の方には汚れが…)
