購入価格 ¥3500前後
フルサスのフロント用に2.4 EXO Protectionを購入。
High Roller 2 2.4 EXOから交換した時は、ノブの構成の違いからかなり転がり抵抗が軽減されて驚いた。意図的に接地するよう配置された少し幅が狭くて細かいセンターノブは舗装路では抜群の効果を発揮して、地面に引っ付くような感触のHigh Rollerに比べると羽が生えたような接地感。EXO Protectionの影響か重量は820gぐらいあるが、その重量の割にはかなり軽く感じる。
2.4インチとは書いてあるものの、30mmのリムに嵌めて実測でCasing Widthは57.5mm、Tread Width(ノブ最大幅)は59.5mmとなっている。まあMaxxisは表記より細いのが普通なので、これは予想出来ていたことだ。
基本的にはAM~Enduroがターゲットと思われるので、控えめなセンターノブに比べるとサイドノブはしっかりしており、バイクを倒してもしっかりグリップする。ただ、センターノブは先述の通り転がりを考慮してあるため、ブレーキングと横グリップに関しては目立った性能はない。とはいえ、舗装路での性能を考えるとトレイルでの性能も十分以上であり、特筆すべき点は無いものの全体的にかなり完成度の高いタイヤといえる。ただ、2.4と2.25の差が余りに大きいので、2.3~2.35辺り、2.25を順当にボリュームアップしたようなサイズがあるとベストだった。
左が2.4、右が2.25だが、ノブの高さには大きな差がある。サイドノブも2.25は明らかに低い。
左が2.4、右が2.25。写真では伝わりにくいが、2.25の方が一回り細い。
価格評価→★★★★☆(円高当時なら)
評 価→★★★★★(万能AMタイヤ)
今はフロントがArdent 2.4 EXO、リアがMinion DHF 2.35 Maxxproだが、この組み合わせが結構乗り易くて気に入っている。リアにArdent 2.25を履くパターンも多くみられるが、2.25は2.4と違って全体的にノブが小さく華奢なので、Minion DHF 2.35の方がバランスが良い。リアにDHFを履くのは最近だとかなり普通の事になっているようだが、DHRと違ってセンターにノブが密集しており、縦長のノブは駆動ロスも小さいので舗装路でも快適に感じる。