購入価格 約¥140000(完成車)
2年前に購入。私の記念すべき?ファーストロードバイク。今はフルカーボンバイクに乗り換えたので通勤用兼ちょっとそこまで・・・という時にお世話になっている。
およそ2年前、まだ学生だった私はロードバイクなんて全くと言って良いほど興味がなかった。興味がなかったというか無関心と言った方がしっくりくる。
自転車と言えばママチャリまたはお洒落を気取ってミニベロといった程度の認識だった。
結末から言えば、私はその後スポーツDEPOで安いクロスバイクを購入(これが結構走る)、その四ヵ月後にはF75を購入、そして今なお生活の中心には自転車がある。
自転車に興味を持った経緯、F75購入のいきさつについてダラダラと書き綴りたい衝動に駆られるが、ここはグッと我慢して本レビューの主旨に入りたいと思う。
(いきさつを書いてたらなんだか熱くなって2000字を越えたので自主規制したのは内緒)
以下本題
まずFeltという自転車メーカーは、ハイエンドモデルは高いがエントリーモデルはお財布に優しい値段になっている。コスパ的にはGIANTに迫る勢い。
このF75はチェーンリング・クランクは悪名高いFSAだが、それ以外は105装備。105ほぼフル装備でFフォーク・シートポストはカーボン製、お値段14万。今であればさらに良い選択肢もあると思うが、当時はそれなりに小慣れたコストパフォーマンスを誇っていた(と思う)。
納車してまず感じたのが軽さ。F75以前に乗っていたクロスバイクが10kgオーバーだったので本当に驚いた。特にハンドリングは軽すぎて、慣れるまでまっすぐ走れず危険極まりなかった。コラムまでしっかりカーボンなのがフロントの軽さに繋がっているのでしょうか。
ちなみにこの軽いという印象はフルカーボンバイクを購入した今も変わらず、カーボンハンドルに交換・ホイール交換しただけで7.2kgほど。ヒルクライムも苦ではありません。
先にハンドリングが軽いと書きましたが、その印象の通りハンドリングはクイック。剛性の高いホイールと空気をキンキンに詰めたタイヤを履かせるとFタイヤが跳ねて死を身近に感じられます。
シートステーは横方向に扁平加工され、振動吸収性を高める意図は感じられますがあまり実感できず。普通に衝撃で尻がジャンプします。
このバイクには剛性のさほど高くないホイールと乗り心地の良いタイヤを履かせることをお勧めします。(例えばカンパZONDAにpro4など)
巡航性能はアルミエントリーモデルとしては平均的。足を止めるとギュンギュン減速していくため、常に一定のケイデンスを保つようにするとなかなか気持ちよく走ってくれます。
ダウンヒルにおいてはバイクの重心がチェーンステーの真ん中にあるイメージでわかりやすく、不安はありません。
剛性も貧脚の私では不満はありません。しかし、アウター×ローで思いっきり踏むとBB付近が捩れるので剛性が高い方ではないのではないでしょうか。まぁそもそもアウター×ローなんて滅多に使えませんでしたがw
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総じてエントリーモデルにしてはよく走る方なのではないでしょうか。
欠点として挙げるならばBB30を採用している点なのですが、雨天走行なしで走行距離15000km程度で特に異音などは出ていません。
私にとって初めてのロードバイク。今も通勤などでお世話になり、愛着も一入。これからも大切に乗って行こうと思います。
価格評価→★★★★☆(←今ならもっと良い選択肢もあるということで・・・)
評 価→★★★★☆(←愛着補正。しかし性能に不満は無し)
<オプション>
年 式→2012
カタログ重量→ 8.59kg