購入価格 ¥290000
Bianchi Via Nironeに乗っていて、
カーボンに興味が出てきた頃にTIMEの価格が例年より低いことを知り、勢いで購入を決定。
すべて自分で組み付け、BB30のベアリングは自作工具で圧入しました。
■構成
エルゴ・RD・ブレーキ:カンパChorus
FD:DURA9000
クランクセット:ROTOR Q-Rings 52/39
ツヤ消しカーボンそのままのカラーリングで、
ロゴも最小限で非常にシンプルでカッコイイ。
コラムにはプレッシャーアンカーが不要で、キャップを差し込むのみ。
(私はTisoのトップキャップ付けたさにプレッシャーアンカーを入れています)
玉当たりはヘッドセットに付属の棒を差し、回すことで調整します。
ステムを外してもフレームからフォークが落ちないというのは意外と便利。
付属のコラムスペーサーは内側ゴムリングが付いていて、滑り止めになっています。
前三角はモノコック、後三角は前三角にさし込む形でつないでいます。
全体的に細身のフォルムで、チューブは角ばった面構成。
チェーンステイは左右非対称。
シートチューブは後端が細くなる涙滴型のエアロタイプ。
チューブは握っても凹むことはありませんでした。
■感想
発進時・加速時ともにもたつく感じはなく、しっかりと反応してくれます。
トップスピードまでの加速はNironeとは段違いでした。
振動吸収性が高く、過剰な剛性感はありません。
乗り心地が抜群に良いです。
腕やおしりへの突き上げがかなり減衰しています。
かといって剛性不足は感じません。
私が貧脚ということが多大な影響を及ぼしていますが。
登りも軽快で、ダンシングが振りやすいです。
BBまわりのたわみも感じません。
入力した力がしっかり返ってきます。
下りはフォークがしっかりしているので安心して走れます。
振動吸収性の高さにより振動を拾いすぎることもなく、怖さも感じません。
フレームに関しての不満は全くありません。
(プラシーボだとは思いますが、自転車はプラシーボで走るものなので良いのです。)
アルミロードからのステップアップには最適だと思います。
■マイナスポイント
塗膜がとにかく弱い。栄養失調の虚弱レベル。
(塗装が弱いのはTIME伝統のようですが)
つや消しクリア塗膜が薄すぎるので、軽くぶつけただけでクリア下の黒も剥がれます。
タッチアップペンが欠かせません。
価格評価→★★★★★(安くなった)
評 価→★★★★☆(塗装以外文句なし!)
<オプション>
年 式→2013
カタログ重量→ 1450g