Shimano Dura-Ace WH-9000-C24-CL

購入価格 ￥67619(Wiggle)

ある日事故に巻き込まれてしまった。
幸いにも車体は無事だったが、買って数ヶ月ともあろうアクシウムの後輪が見事に逝ってしまったのである。
そこで仕方なくホイールを買い直す事にしたのだが、何を血迷ったのか
「そうだ、今ならデュラ9000が発売されて、そのあおりで7900系ホイールが投げ売りされてるんじゃね？」
という発想に至ってしまい、早速私はWiggleを覗いていたのである。

…がしかし現実はそうも甘くはなく、Wiggleでもどこでも投げ売りなどされていなかったのだ。
しばらくしょぼくれていたが、そこで諦めずにパウチャーやらなんやらを駆使していたら、いつの間にか9000C24をIYHしていた…
な…　何を言ってるのか　わからねーと思うが（ｒｙ


という訳でいきなりアクシウムからC24に乗り換えすることになったので以下インプレをば。
装着タイヤ＆チューブはアクシウムからの引継ぎで、Michelin PRO4 Service Course＋AIRSTOP A1。

まず外見から。
ロゴについては、良く言えばシンプルで何にでも合いそう。悪く言えば地味。7900はc24のcの文字が赤色だったのに対してこちらは白色。
人によっては地味度が加速したと思うだろうけど、私はこれはこれで有りだと思う。
なぜそう思うのかというと、実はコレ、リムにカーボンラミネート加工を施してあるのだ。
写真では上手く分からないと思うが、独特のキラキラした光沢が、むしろ7900より武骨なその外見によく似合っている。
まあここは人のセンスによりけりなので、実際に現物を確かめてもらった方が確実だと思う。
また、ニップル周りの剛性を高める為にカーボンシートが肉盛されている。これは9000が初めてらしい。

で、次に回転性能。
いわずもがな、デュラのハブは本当に良く回る。
手で回してみると良く分かるが、アクシウムが止まってしまうようなところから更に慣性で一回転半ぐらい回る。
走行中でもその効果は顕著で、平地ではさほど回さなくても軽やかに前に進んでくれる。
また漕ぎ出しの軽さも良く、すぐにラチェットの爪が引っかかる。爪の数が36個あるというのをどこかで見たが、それのおかげだろうか？
あとハブの静音性は一級品。「コォーッ」といった感じの音だ。

そして登坂性能。
パワーの伝達が早く、軽々と登っていける。まさしくギア1－2枚分ぐらい。
心なしかシッティングが前より楽になった気もするが、貧脚ライダーなのでその辺りは割愛する。
過度なダンシングをするとたわむらしいが、今のところそのような状態になった事はない。

最後になるが、非常にコストパフォーマンスに優れた、最高のホイールだと言える。
定価でも¥90000強頃でお買い得だと思う。
海外通販を利用すれば更に安く購入できるので、是非このホイールを体験してみて欲しい。


価格評価→★★★★★（文句なし）
評　　　価→★★★★☆（他のシャローリムホイール用に）
＜オプション＞
年　　　式→2013
カタログ重量→F：581g/R：794g/計1375g(7900より20gの軽量化)