購入価格 ¥9500(Wiggle)
上記レビューの追記です。
結論から言いますと、使用半年で故障し、使用できなくなりました。
[故障にいたる経緯]
2013年前半で、計8回のブルベに参加し、うち4回、本降りの大雨の中を走ることになりました。
2回目の雨ブルベ(R東京さん主催の、BRM615西上州300)を走り終えた後に、
スイッチ部分の赤ランプが消灯しないことに気が付きました。
赤ランプが動作するのは、
・消灯時にスイッチを短押した際、電池残量が50%以下で短く点灯
・点灯時に電池残量が50%を切った際、緑ランプと同時に点灯
・点灯時に稼働残時間が20分を切った際、点灯
・点灯時に稼働残時間が5分を切った際に、点滅
のみのため、何もしていないにもかかわらず点灯するのは異常動作ということになります。
この時点ではライトとしての使用に問題なし、
また赤ランプの点灯が電池残量にどれだけ影響するか調べるため、
この状態で48時間放置した後、ライト点灯時間に変化があるか、テストを行いました。
結果は、Hiモードで100分近くの連続点灯を確認できたため、
電池残量に影響はないと判断し、継続して使用することにしました。
故障の原因はスイッチ部からの浸水と考えられるため、
悪化を防ぐため、スイッチ部と裏側のUSB充電器部を防水テープで覆いました。
ライト本体を経由した充電はできなくなりましたが、
18650電池専用の充電器があれば事足りるため、使用には問題ありません。
その後2か月ほどは上記の状態で使用していましたが、
先日のブルベ(AJ群馬さん主催の、BRM713安房峠600)の途中、
ライトがスローペースで点滅を始めてスイッチによる操作を受け付けなくなり、
電池を抜くことでしか消灯できなくなりました。
防水対策を施した個所から浸水した形跡は見られないため、
前回の浸水でダメージを受けた箇所が、点灯による温度上昇で故障した、と推測しています。
どちらにせよ、1万円近く出したにもかかわらず半年しか持たなかったのは残念です。
[ライトとしての使用感]
ネガティブレビューのみではさみしいので、半年使用した使用感もレビューいたします。
明るさや稼働時間、照射範囲に関しては、これ以上を望めないほど満足していました。
ブルベでは街頭はおろか、路面やガードレール上の反射板すらない真夜中の峠道を走ることも多々ありますが、
前方180度に光を飛ばすこのライトがあれば、不安に感じることは一切ありません。
上記のような道でもローモードで充分です。ミドル・ハイモードを使用するのは真夜中のダウンヒルのみでした。
照射範囲が非常に広い分、遠くに飛ばすのは少し苦手なので、
逆の特性を持つCATEYEのEL-540RCと併用していました。
この組み合わせさえあればどんな暗闇でも怖くない!と思っていた分、
故障については残念でなりません。
価格評価→★★★☆☆(最近は割引率が高くなってきた?)
評価 →★☆☆☆☆(使用環境が過酷というのは承知の上だが、せめて一年は持ってほしかった)