購入価格: ¥1,680 (税込)
『コストパフォーマンスが高いことと、ただ安いことは意味が違う』
防風性や保温性はそれなりに高いと思うが、このマスクの最大の弱点は、この生地の素材だ。
通気性が悪い上、速乾性が低く、使用後に汗でビショビショになる。
サイクリングの途中で長く休憩を取ると、汗が冷たくなってつけるのが嫌になる。
短時間のサイクリングならともかく、休憩を取るような長時間のサイクリングには向かない。
極寒の日なら汗で濡れることもないのかもしれないが、
東京の冬ではビショビショになる日のほうが多いだろう。
耳が痛いだけなら、イヤーパッドでも十分だ。
通気性が悪いので、呼吸は楽ではない。
しかも、呼吸の水分が溜まって、唇が荒れて痛くなってしまう。
汗が乾きにくいので、頻繁に洗濯することになる。
生地を痛めないように、おしゃれ着洗い用の洗剤で、ネットに入れてドライで優しく洗った。
しかし、2、3回の洗濯で生地が伸びてごわごわになってしまった。
購入ページには、おでこ周辺のフィット性を高めて改良したとある。
しかし、使っていると上にズレてしまうので、十分な改良とはいえないようだ。
マスクは鼻を覆うことができるが、この生地は強く縮まないため、鼻の下にずれてきてしまう。
私はボタンを糸で縫いつけて、下がらないようにした。
楽天のこの商品のレビューはあまり信用出来ないのではないだろうか。
手に入れた直後のレビューは、気持ちが舞い上がっていて、正しい判断をしているとは思えない。
このレビューは1年以上経ってから書いている。
欠点の指摘ばかりになってしまったが、残念ながらこれが正直な感想だ。
安物買いの銭失いとは良く言ったものだ。
この値段でこのことを学ばせてくれるなら安いものかもしれない。
価格評価→★☆☆☆☆ (欠点だらけの商品には、どんな価格でも安いということはない)
評 価→★☆☆☆☆ (ないよりはマシ。ただし、汗をかかない状況に限る)
<オプション>
カタログ重量→不明