現在は、GOODY BOX 2015というモデルにモデルチェンジしている。
左:旧品 右:現行品
これを見比べてみて、旧品のどこがどうダメだったのか想像がついた。
コラム側のベルクロ配置・・・こんな配置で留められるのはコラムをセルフカットしてコラムがステムの上に余分に余ってる人か、
純正でスペーサーの多い首長竜のルック車や小径、折りたたみ車ぐらいだろう
→完成車基準の配置で1本にした。ただこのベルクロ幅のみで突き出すパターンだと、横に動く可能性が高い。
周辺の生地の補強具合次第では大丈夫そうでもあるので何ともいえませんけど。
スマホケースサイズ・・・旧品はiPhone4までしか入らない長さ
→全長を長くした
蓋の開閉・・・ファスナーの金具が青く腐食して開閉が渋くなる(固着もある。シリコンスプレーでメンテしているが錆びたままなので引っ掛かる)
→ベルクロ方式に変更、ただ、段差で蓋が開いてしまうという設計不良な様子なので、ベルクロを張り替える必要がありそうだ
型崩れ・・・使ってると型くずれして幅が太ってきてしまう
→コの字に覆うような蓋にして太るのを抑止、防水性の向上
サイドポケット・・・2分割なので大きなものが入らない、使ってると経年劣化でゴムがビロビロに伸びて入口がたるんでくる、補給食のゴミを入れておくと勝手に落ちていることがあったので、ほとんど使わなくなった
→1つの側面の長さ全体の1ポケットになったが、入口のゴムが同じものだとすると
2分割時代のものより早期に使い物にならなくなる予感
定価で見るとMサイズ(本品。他にSサイズがある)で言うと
3465円→4860円と、トップチューブバッグにしてはくそ高い設定になっているが、
ヨドバシだと2520円で売っているのは、もしかすると問題のベルクロを対策品に換えて
現行品は処分セールしてしまおうという事なのかもしれない。
現在の他の競合品を見ると完全に取り残されている感じ。
しかも個人的にこの手のスマホバッグで時代を先取りしていると思っているのが
ステムバッグ系。
こんな感じのやつ。
これを使う層の多くは「ガーミンを持っていなく、スマホをナビ・サイコン代わりに使う」ので、
ハンドルの一等地をこれに専有されても問題ない。
ライトも吊り下げれば付く。モバイルバッテリーも裏のスペースに入る。
そもそも、トップチューブバッグにスマホを入れられる商品だと、幅がものすごい事になっており、
普通のロードバイクならまずダンシング中に膝の内側に当たる。
(買う前にある程度分かりそうなものなんだけど、買った後に文句言ってる人が多いw)
夏場でレッグカバー付けてなかったりすると結構気になるので、
気になる人はレッグカバー装着すると気にならなくなる可能性もあります。
トップチューブパニア
(こんな感じのやつ)
は、そんな私の感覚でも許容範囲外です。
だって、普通に漕いでる時すら膝に当たりますからね。
あれは、シティ・小径車とかの膝の軌道から外れる装着位置になるフレーム用のアイテムだと思ってます。
ロードでトップチューブパニアを普通に使ってる人が見受けられますが、なぜ使えてるんだろうと疑問に思います。
-------------------------------------
ということで、旧品(推測範囲内だと現行品も)セールとかになってても、
安易に飛びつくのは良くないと思います。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★☆☆