購入価格 ¥514(15%OFF)
しばらく欠品していた、名品 グランジ ポンプアダプターが
戻ってきた。今までは、米式のポンプヘッドにしか付かなかったが
今回より、晴れて?仏->米の変換アダプターが付属することに
なった。ユーザーのことをとっても考えてくれていそうだが、
それだけではない
上:2次型 下:三次型(現行品)
※銀色のアダプター部分を除いても長さは現行品が1センチほど長い
変換アダプター現物
結構売れ筋であったのに、夏場の需要期に欠品していたのには
訳があったと睨んでいる。実は値段が上がっているのだ。
税抜き500円が定価のはずが、税抜き580円になっている。
発売当初は400円台前半で手に入ったことを考えると、
随分、高くなった
ご存知のように、このサイトでも愛好者が多いCNC加工を売りとする
某ポンプメーカーが、ホース付きポンプで大ヒットを飛ばしたため?、
耐圧ホースの需給がここ数年、徐々に少しきつくなっているようだ。
こうなるとホースメーカーは強気だ。値上げを迫ってくる。
しらばっくれていたら、書き入れ時の夏場に供給が止まって
しまった。それで値上げを飲まざるを得なくなったのだが、
このご時世だし、何もせずに値上げはできない。
そこで、アダプターを付けることを思いついたという訳だろう。
この手の変換アダプターで一番安いのは、PANARACERの補修部品と
して出ているBFP-FV20という米->仏の変換をする製品で税抜き80円。
ではということで、80円の値上げ。日本でこの値段なら、
ポンプアダプターを製造している台湾で大ロットで調達すると
10円以下だろう。ホース代の値上げ分もなんとか賄える。
ユーザーに喜こばせながら、ちゃっかり値上げして、原価アップ分の
利益は確保する。大岡越前守の三方一両損の逸話を思い出させるような
熟練の技。やるね東京サンエス!
ただし、付属の説明書は多分昔のままで、新しく付属した
米->仏のアダプターについて一言も触れていないのはいただけない。
仏式の口の部分は硬質ゴムの製品が多いから、使うたびに
付けたり外したりすると、ゴム部分を破損する恐れもあるから、
ポンプアダプター本体は取り外しても、この変換アダプターは
ポンプ側に付けっぱなしにした方が無難だと思うのだが‥
(米式側に入るOリングは、振動などでは外れないようになっている)
あと、仏式のハンドポンプの口は、バルブに手で押さえつけて
使用することを前提に設計されているので、高圧まで入れるなら
ホースとポンプの継ぎ目を押さえておいた方が良いと思う。
最近タンスの肥やしになっていた、TOPEAKのマイクロ ロケットALマスター
ブラスター アルミに取り付けて、買い物用のクロスバイク(32c)のエアをいれてみたが、
5bar までなら別にホースを押えたりしなくても問題はなかった。
airbone ミニポンプのように、ねじ込み式の米式の口を持って
いる携帯ポンプは少数派で、大多数はゴムでできた口が
ついているはずで、そこまで神経質にならなくても良いのかな?
価格評価→★★★★☆(値上げも止む無し)
評 価→★★★★☆(仏式ポンプ用アダプターはどこまで実用になるか?)