購入価格 ¥3910+1700=5610
※本来MODライトと言うべきなんでしょうけど、見た目ではノーマルと判別しにくいので、インチキをしているように見える→チートライト、という事です※
魔改造する為にHL-EL520を買った(コイツ既に手遅れw
つまりこのレビューはHL-EL520についてです。しかし、見た目こそ同一でも既に別物ですので、こちらに投稿。
そもそもこのライト、ノーマルでも街中に限って、ある程度は使い物にはなる。
ただし、ある程度はある程度であり十分使い物になるとは言えない。
これ1発で夜のサイクリングロードや山道なんて走ろうものなら、見えないトラップに引っ掛かる可能性もある。
じゃあ・・・と言って双発にしてもハンドル周りのスペースを食うし、灯火などを使うと手前ばかり明るくなってしまう。しかも重い(元から重いが)。照射範囲も狭い。
どうにかして明るさだけでも倍にしたい。
さて、どうする?
なんのことはない。LEDを交換すれば良い。
で、交換部品となるLEDですが、ここでは2つの選択肢がある。
1.韓国・SSC P4(確か、DXで1個500円くらい)
2.台湾・Edison製パワーLED(Edixeon A等。アキバの電気街に転がっている)
私は2の方です(自宅の電子部品箱の中に落ちていたのを流用)。
最高200lm(700mA時)で、高性能アルミstar基板付き、輸入代込みで1700円は良心的。今回、その放熱基板は使わないんですけどね。
で、HL-EL510/520のLED交換方法ですが・・・。
まずは用意する物。
→はんだ、はんだごて、+ドライバー、遊び心
準備が出来たら、手術開始。
1.電池交換よろしくヘッド部を取る。
2.キャニスター(電源端子+制御回路+光源部)を引っこ抜く(下図の状態)。全ての出っ張りを均等に引っ張ると取りやすいです。
3.リフレクターとLEDクリート(LEDを抑えている灰色のやつ)が、ヒートシンクに+ネジで止まっているので外す。
4.はんだを溶かしてLEDを外し、交換用のブツを『極性に注意して』取り付ける。電極を繋ぐ前にクリートで抑えておくとやりやすいです(手に入れたブツのカソードマークを覚えておくと良い)。
5.点灯試験をして、問題なければ元通りに組み立てて完了。
※ここで点灯しない場合、逆接続になっています。LEDは逆耐圧が低い(-5V前後、これを越えると壊れる)ので、すぐに電線の接続を逆にしましょう。
6.夜道で(ry
明るさはほぼ倍、80~90lmくらいか。P4の場合だと約100lmらしい。
スポットの明るさはノーマルと同じくらいだが、面積は2~3倍、周辺光は言わずもがな。
元々がLUXEON I(現行タイプでも45lm程度)で、夜のサイクリングロードは無理と言われるが、最新型LED(LUXEON Iと同じ電力で90~110lmくらい)を放り込んだ倍樽は十分使い物になる。
ちなみに、外見の変化はこれだけ。街中で気づく者は殆どいないと思われる。
夜のサイクリングロード程度では、30km/h前後で走る分には全く問題ない。
また、この項で述べている改造プランでは制御基板に手を加えないので、点滅も生きている。
つまり、EL510-Aでは倍の明るさを持ちつつHi/Lo切換可能という事になる。
どちらにも言えるが、余程スピードを出さなければ山越えも可能だろう。ブルベや冬の自転車通勤には丁度良いw
メーカー保証外になるので全て自己責任ですが、それでも私は光源交換を強く推奨します。
つうか、やる気あるのかCATEYEと小一時間・・・
価格評価→★★★★★(あの名機、NRX25に近い性能でこの価格)
評 価→★★★★☆(サイクリングロードを走るなら最低限これくらいの明るさは欲しい所)
-蛇足-
世の中には、LED交換のみならず、抵抗値も弄ったり放熱対策をしてノーマル比3倍以上の明るさ(150lmくらい)を実現しやがった方もいらっしゃるようで・・・