購入価格 ¥1,300(定価)
「マルゼン マグボーイ(MLA-8)」をMTBに取り付けるために購入。
※マルゼン マグボーイ(MLA-8)については、以下参照。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=7456&forum=89 そのまま取り付けると、ライト取り付け部の一部が邪魔をして、ダイナモライトの角度固定用に用いるベロ付きワッシャーのベロが、ダイナモ本体のステー部の切り欠きと噛みあえない。
そのため、取り付け用のナットを幾ら思い切り締め付けようが、走行中の振動で緩んでしまい、いつのまにかライトが俯いてしまう。
しばらくは増し締めで対応していたが、そろそろ本格対処を、と思い、実行。
ヤスリで、ブラケットのダイナモ取り付け部の一部を、ひたすら削る(写真左側参照)。
もともとの形は赤い線のように直線になっていたものを、ダイナモ取り付け位置をもう少し下に、そして仰角をもう少しした向きにするために加工。
とは言え、実はここまで削っても、それだけでは十分ではなく、二次措置として、ベロ付きワッシャーも少し削った。
これにより、ダイナモの回転軸の中心がフロントホイールのハブ軸からタイヤ円周方向に延びる延長線に合わすことができた。
・よい点
ブロックダイナモ式のライトをMTB(カンチレバー台座があること)で利用できるようになる。
・悪い点
少なくとも、「マルゼン マグボーイ(MLA-8)」を取り付けるためには、加工が必要だった。
加工により、ダイナモの角度は適正値(に近い)にできたが、実は、本来リムドライブのはずが、タイヤドライブになっている。
造形が、まんま「鉄板を打ち抜いて曲げました」という感じ。色気も何もなし。
疑問なのが、マルゼン マグボーイ(MLA-8)のブラケット取り付け部は、他のダイナモライトに比べ、大きく違うのだろうか?ということだ。
もし、そうでなければ、このブラケットは、ブロックダイナモをMTBに取り付けるためのパーツとして妥当な設計なのか、という疑問が残る。
どうせなら、これもブレーキ関連だし、テクトロがアルミ鍛造+アルマイト着色で作ってくれないかな。
価格評価→★★★★☆(絶対値としては、高くない。ステンレスだし)
評 価→★★☆☆☆(ブロックダイナモをMTBで利用できる点はよい。しかし、加工が必要だし……)