購入価格 約¥10,000 wiggle にて(国内価格¥12,600)
まともなライトを持っていなかったので探していたところ、LEZYNEからLEDライトが出たので購入してみた。
3種類、各3色あり、一番大きなSUPER DRIVEの黒を選んだ。
(日本の代理店のwebではSUPER DRIVEのカラーにHigh-Polish Silverの表記が無い。画像はHigh-Polish Silverのようなのだが・・・)
購入前の条件は以下のもの。
1、夜の多摩サイを10~20km+街灯のある場所を20~30km走れるバッテリー容量
2、安全に走れる十分な光量
3、外部バッテリーでは無いこと
4、シンプルな外観
5、ブラケットが頑丈で、ライトもブラケットも着脱が容易なこと
などなど
購入はwiggleにて(先日こちらでいただいたクーポンを利用させて戴きました。改めて感謝いたします!)
1週間で到着。
内容物は本体、バッテリー、ブラケット2種、USB充電ケーブル(約100cm)、取説(日本語表記無し)
箱に`Quality made in Taiwan’と記載がある。
アルミ合金をCNC切削加工したボディ。
塗装(アルマイト?)の質は良く無い。
LEDは1灯
全長 121mm
レンズ径 約17mm
実測重量 127.5g(ライト本体78.6g+バッテリー48.9g)
バッテリーは、単三よりひとまわり大きい乾電池型充電池。
本体をUSBに接続して充電。
充電時間 4時間
充電中はライトが点滅し、充電完了で消える。
防水シール採用とあるがUSBコード接続部は、まぁ雨天時に使用しても大丈夫って程度じゃないだろうか?水没したらアウトっぽい。
雨が降りそうな時には乗らない私にはあまり関係ない話だが・・・。
ブラケットは2サイズ付属。22.5g/ 25.4mm、21.7g/31.8mm(←誤表記ではない。25.4mmのほうが重い。)
耐久性に配慮した素材を採用したらしく、実際に丈夫そうだしライトの着脱も簡単。
左右にそれぞれ無段階に約15°向きを変えられる。
のんびりモードだが走行中に上下左右とも角度が変わってしまうことも無かった。
ライトをブラケットに取り付ける時より外す方がずっと簡単なので、その気になれば一瞬で持ち去る事が出来る。お気を付けあそばせ。
149.2g(31.8mm用ブラケット装着時)
[連続使用時間]
点灯パターンは4モード(照度、使用時間はカタログ掲載値)
・High・450ルーメン・1.5時間
・Medium・300ルーメン・2.5時間
・Low・150ルーメン・4時間
・Flash・5時間
[操作法]
ボタン類はプッシュ式のものがひとつ。
インジケーター類は無し。
長押しで点灯(High)、ワンプッシュ毎にMedium→Low→Flash→High…と切り替わり、長押しで消灯。
メモリー機能は無く、常にHighから点灯。
購入直後、Highで約90分ちゃんと連続点灯した(20℃の室内にて)。
本体はかなり熱くなる。
90分を過ぎると15~20秒毎に一瞬暗くなる。
バッテリーが減るにつれ、暗くなっている時間が少しずつ長くなっていっているようだが気のせいかも知れない。
約115分で完全にバッテリー切れ、消灯。
[明るさの比較]
夜の真っ暗な車庫でカメラの設定を同じにして撮影してみた。(比較用ライトの乾電池は新品)
距離約4m。
↑LEZYNE High・450ルーメン
↑LEZYNE Medium・300ルーメン
↑LEZYNE Low・150ルーメン
↑knog bullfrog 5LED(単4×3本・明るさ表記無し)
↑Panasonic NL-844(単4×4本・約150ルックス)
(すべてPENTAX K-5+TAMRON A14でISO100 F3.5 1secにて撮影)
画像と肉眼では印象が違い、実際にはいずれも光の中心以外ももう少し明るく見えます。
knogとPanasonicは、当初夜間走ることを想定しておらず、自転車の保安基準さえ満たせばいいと思って購入したもの。
これらは他者からの認識用みたいなもので、街灯の無い道路を走るのはかなりつらい。
一度knogで夜の多摩サイを10km程走ってみた。チョー怖かった。
通り慣れている道だから何とかなったが、想定外の事態を把握するのは難しい。
[実走してみて]
さて、LEZYNEを付けて実際に走ってみた。オマタセーナマステー
スゲー明るいんですけどー。
Mediumでも街灯の無い多摩サイを安心して走れるが、Lowだとさすがに暗く感じる。
でも上記Knog、Panasonicよりずっとまし。
LEZYNEの配光は円形で、5~7m程先を幅2m程の範囲を照らしているように見える。
しかし20~30m先の道路標識が明るく浮かび上がるので、結構周りにも飛んでいるようだ。
一応、わずかに上部が庇のようになっているが、下向き(5m程先がもっとも明るくなるくらい)にしていても、対向者は結構眩しいと思う。
言うまでも無いが、特に小さい子供などには注意が必要だろう。
対向者がある場合、角度を変えるなり手でライト前面を覆うなりしましょうね、オレ。
この機種を選ぶ際、逡巡したのはバッテリーについて。
夜は市街地を不定期に走るだけなので、単3か単4乾電池が入るものが良かった。
これなら普段はエネループが使え、不意の電池切れにもコンビニで入手出来る。
実際バッテリー残量が気になって、状況に応じて切り替えながら走るのは面倒だった。
しかしバッテリー以外の条件をLEZYNEは満たしていたので選んだ。
十分な光量&スマートな外観を、照射時間と引き替えにならざるを得ないのは仕方ない。
2個付ければいっか、と・・・。新しいの好きだし。
同じ物2個付けちゃうところが、ホントばか。
せめて一つは乾電池が使用できる物とかを選ぶべきですよね?
でもいいの、カッコイイから。
予備バッテリーが入手出来るか代理店に問い合わせてみた。
いずれ発売予定だが時期・価格共に未定とのこと(2011年11月9日現在)
代替品として使えそうなものが市販されていないか、ちょっと調べたけど見つけられなかった。
バッテリー容量は多くないし充電し忘れたらアウトだから、通勤や長時間使う場面には向かないだろう。
万人におススメは出来ないが、もしそんなものがあればCBNのライトカテがこんなに長くなるはずが無い。
自転車用ライトは、本当にどれを買っていいか迷うほど種類が多い。
それほどニーズが多様なのだろう。
価格評価→★★★★☆(仕上げがイマイチ)
評 価→★★★★☆(なかなか気に入っている。)
<オプション>
年 式→2011年
カタログ重量→ 126g