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本に誤植は付き物である。それは認めよう。
とは言え、えい出版社の自転車関連ムック本の誤植の多さには呆れる。BICYCLE CLUBをはじめ、えい出版の自転車関連本の編集者のクオリティは極端に低い。
「ロードバイク&パーツカタログ2008」を見てみよう。
あなたは一体何箇所の誤植を発見できるだろうか。あまりにたくさん見つかるのでちょっとした暇潰しにさえなる。
商品Aについて読んでいたつもりが、全く関係のない商品Bについて読んでいるということもある。写真と商品説明が結びついていないのだ。
わかりやすい例を一つだけ紹介しよう。
144ページを開くと、右上にこう書いてある。
「SHIMANO ダミー大幅にボリュームアップしたパーツカタログ」
大昔にアルバイトとして雑誌の編集作業に従事したことのある私には、ここで何が起こっているのかがわかる。これは編集者が作業用に残したメモである。とりあえず何かテキストを入れなければならないが、まだアイデアがない為、ダミーとして「大幅にボリュームアップしたパーツカタログ」と、一定数の文字を入れておいたのであろう。
本当に馬鹿な編集者である。反省してほしい。
また、これほど目立つ誤植すらチェックできないのだから、本当に質の低い編集プロダクションである。
シマノは上記の誤植について認識しているのだろうか。
これはわかりやすい一例である。他にも適切な説明がなされず被害を受けているメーカーの商品は数知れない。
猛省してもらいたい。
価格評価→★☆☆☆☆ 手抜き仕事でボロ儲けである
評 価→★☆☆☆☆