購入価格 ￥441（定価は￥600らしい）
あるものを探しに、とある模型店を覗いてみた。
その模型店は、プラモデル、エアガンはもとより、ラジコンの品揃えが豊富のようだ（門外漢なので、詳しくはない）。
店内をくまなく見て回ると、NC加工で作ったようなレンチがあったりする。
ニッパー類も精密用のようで刃先が鋭そうで惹かれてしまう。
他にもアルマイト加工されたラジコンカー用のシャシーやカーボン製のボディなどもある。
アルミやチタンのビスなんでものもある。
自転車にも応用できるかなぁ、などと感慨深いと言うか、誘惑に満ちていて、そこらじゅうにトラップがしかけてあるみたいだ。
さて、そうやって物色していると、「ターンバックルレンチ」というものに目が止まった。
レンチの対角幅が4mm、5mmなんてものがある。
以前、幾つもの工具店を探して、ついに見付けられなかったものがある。
対角幅4mmのレンチだ。
一般的においてあるレンチの対角幅で最も狭いのは、見た限りでは6mmだった。
フレンチバルブのバルブコアで取り外し可能なタイプは、4mmのレンチがあれば、確実に締め付けができる。
バルブキャップの付け外しで少しずつ緩んでしまったことがあり、いつのまにかエアが漏れてしまったことがあり、指先の力以上に強力に締められるレンチが欲しかったのだ。
バルブエクステンダーに付属したものもあるが、バルブエクステンダーには用はない。
TUFOにそういうレンチがあるが、俺の周囲の店には置いていない。
CRCで欲しいものリストに加えておいたが、注文する前に売れてしまってリストから消えてしまっていた。
ダイソーで、マイクロレンチと銘打った、薄いレンチのセットがあったが、薄過ぎて、締めようとするとズレてネジ山の谷に入ってしまい、締め込めない。
しかし、今、なんと、対角幅4mmのレンチが、目の前に何種類か下がっている。
どれがいい？
最初に目に入ったのは、1,040円。
柄がアルミでレンチ部がチタン。
いや、これはいらないだろう。
店内徘徊２周目で、441円というのが目に入った。
これで十分だろう。
帰宅して、いそいそとチューブから取り外したバルブのバルブコアにレンチをあててみると、果たしてピッタリであった。
バルブの根元を持ち、レンチを回すと、バルブコアがギュっと締まる。
いい感触だ。
ブルーのアルマイト加工。
NC加工のようで、ピシっとエッジが立っている。
柄には、滑り止めの加工付き。
販売元は、あの模型のタミヤ。
いい買い物をした。
普段持ち歩いている工具袋に入れておこう。
この模型店には、内径、外径様々なカートリッジベアリングが売っている。
何に使えるかはともかく、欲しいぞ。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
