購入価格 ¥2,500くらい(Wiggle)
機構的には簡素なツールですが、これが有ると無いではディレーラーハンガーを修正できるかどうかですし、後ろ変速がキチッと決まるかどうか重要なポイントになります。
使い方ですが、まず後ろ変速機を取り外す必要があります。
変速機が付いていたハンガー部分に、この治具を取り付けます。
まず復習しますが、変速機は何に対して正しい位置であるのかということ。
それはスプロケットギアとの関係になります。
スプロケットギアとの位置関係をコンマミリ単位で調整できないので、便宜上はスプロケットギアの延長線であるリムとの平行関係を見ます。
ですので、リムの振れは極力少ないことが前提となります。
それを踏まえて、テキトウにスタートしましょう。
このあたりのリムと指し棒を合わせます。
そして、その180度反対側をチェックしてみます。
そうすると、開いているのか、逆に詰まってしまうのか分かります。
この写真の場合、開いています。
このようなチェックを、全周のうちテキトウに8箇所くらい測ってみますと、どの方向に曲がっているのか分かると思います。
最も差が出る方向に対し、修正って『このツールごと手でぐぅ~っと曲げる』んです。
結構簡単に曲がりますので、じわぁ~っと力を掛けて曲げます。
2~3回、チェックと修正を繰り返して、差が1mm程度には追い込みたいかな。
実際のところ、付属の指し棒は使い難く外してしまい、メジャーで測っています。
その方が楽チンです。
価格評価→★★★★★(←Wiggle価格は特別)
評 価→★★★★☆(←指し棒不要、200円引いてくれっ)