購入価格 ¥1,000位
SW-0~SW-3は3面保持のスポークレンチ、これは4面保持のスポークレンチ。
左がSW-0、右がSW-40C。
PARKTOOL曰く「アルミニップルや高テンションでの調整に最適です」
が、先人の評価は上述ご覧の通りくそみそw
どちらが正しいのか、まぁ、どちらも正しい。
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このスポークレンチ、4面保持でニップルを掴む分、いい加減なニップルへの差込みは絶対に不可。
先人言うところの、「スムーズにつかんだり外したりするためには、ニップルに対してまっすぐでなければならないが、」の部分だ。
それだけ精度が高いことの裏返し。
だが、「スポークが邪魔をして難しい」わけでは無い。差込む方向だって4方向あるのだ。かならずどこかでまっすぐに入る。
一度掴めばしっかり掴んでくれる。が、ちょっと曲がって入ると外れなくなる。
回す際にも斜めに回さないようにしなくてはいけない。
これらに注意しないとニップルが変形する。柔らかいアルミニップルだったりするとテキメンだ。
これが、「追加された突起部分が食い込んで、ニップルを破損させやがるから。」の部分。
要するに、このスポークレンチはSW-0~SW-3のようにラフに常用できるものではないのだ。
正確に挿し込み、正確に回す。
当たり前のことだが、これを守ればSW-0~SW-3よりも確かにハイテンション時は使いやすい。
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ちょっと番外な使い方として、舐めたニップルを外すのにSW-10
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3946&forum=82を使うまでも無い状況で使える。
曲がって入ると外れなくなる性質を利用して、正しい形じゃないところに押し込んでやると、がっちり食い込むのである。
もちろん、外したニップルはペンチか何かで抜かないと抜けないがw
荒っぽい使い方なのでオススメは出来ないが、この程度ではビクともしない。頑丈である。
なお、2009年5月末には、このスポークレンチの高級版?とも言えるSW-20C/22Cが発売されるが、これもやはり4面保持。
そんなに4面保持がいいかねぇ?(あ?
いやね、自分、主観的には先人と同様で、3面保持のSW-0~SW-3の方が好きなのよねw
別にハイテンションで回して困ったこと無いもんね。
価格評価→★★★☆☆ ほぼ同値段だが、SW-0~SW-3に比べて存在の必然性が薄いので。
評 価→★★★☆☆ 使い方次第かな。無くても全く困らない、あったら便利な時もある、程度。