購入価格 ¥13267(DIY-TOOL.COM)
輪行でディレイラーハンガーを曲げてしまい交換したものの、なんだかホイールの着脱感覚が今までと違うようになったと感じてフレームエンドが歪んでいないか確認する&曲がっていたら修正するために購入しました。
手にみると、やたらと重量感と剛性感に溢れているのを感じます。
過剰なまでに丈夫に作ってあるようです。
2本で1セットとなっておりますが、この工具で1万円を超えるというのはどうなんだという気がします。
使い方はいたって簡単、工具でエンドを挟んで、黒いナット部分を回して工具を左右から中央に寄せるだけ。
中央で工具がぴったりあえば問題無し。
工具を中央に寄せすぎると、工具がフレームを左右に押し広げてしまうので、エンド幅が正しく測定できません。
また、ナットのガタがある都合上、細かい測定はできません。そのため「俺は0.1ミリ以上の歪みは許さねえ」という人には向いてません。
一見、微妙にずれているように見えます。
黒いナット部分を下から軽く持ち上げると、こんな感じで実はあまりずれていないようです。
私の自転車は、特に問題なかったので、フレームの修正には使いませんでした。
修正する場合は、こんな具合に、両手で保持して力を加えるようです。
画像はParkToolのサイトから転載。
ちゃんとした作業スタンドがあった方がよさそうですね。
歪みを調べるだけであれば、長いボルトとナットで調べることは可能です。
しかし、フレームを修正する場合、ボルトだとボルトそのものがたわんでしまうので、本製品のように剛性バッチリの工具を使った方がよいでしょう。
結果としていえば、私の場合はフレーム修正しなかったので、本工具は必要なかったということになります。
あまりの丈夫さに、鈍器に使えるのではないかと思ったのですが、重量バランスが均一になっており、ハンマーのように遠心力を使って振り回すことは出来ません。
バカな人間が凶器に使えないようにと、よく考えられています。
価格評価→★☆☆☆☆(実売5000円ぐらいにならんのか)
評 価→★★★☆☆
<オプション>
実測重量 1540g(2本)
果たして、もう一度使う日がくるのであろうか。