購入価格 ￥100くらい
コンビニやスーパーなどで売ってるグミです。
小粒で少し固め、糖衣に包まれたラズベリー、青りんご、レモン、グレープ味のグミが入っています。
どれもなかなか美味しいです。
・・・と、これで終わっては何のためのレビューか分かりません。
このお菓子をレビューするのはこれを私は補給食として活用しているからです。
意外なことですが、栄養的にもよく、適度な歯ごたえがあり、食べやすいので結構役に立ちます。
とりあえず細かく書いていきます。
・栄養について
まず、栄養表示を見てみると・・・
1箱 53gあたり
エネルギー 182kcal
タンパク質 3.0g
脂 質 0g
炭水化物 43.7g
ナトリウム 7.4mg
となっています。
まず、カロリーですがなかなか優秀です。
約180kcalでご飯一杯分くらいのカロリーです。補給食に使うエネルギーゼリーやバーなどと同じくらいです。
しかもこのカロリー元は全て炭水化物・・・もとい砂糖ですね。なので吸収も早いです。
更には、内容量は53g。たったこれだけで180kcalもあります。
ロングライドの時には補給食は必須ですが、ゼリー系だと重量が増えてしまいます。
ずっとポケットに入れて走ったりすると案外肩こりの原因になったりすることもあります。
しかしポイフルなら軽いのであまり問題になりませんし、軽いため複数持っていく事もできます。箱を入れても60gです。
また、カロリーが高いのに脂質が0gというのもポイントです。
エネルギーバーなどの場合はカロリーが高くて良いと思って裏を見ると意外に脂質が多かったりします。
脂質は消化が遅いため、多いと後で胃に残ってしまい気持ち悪くなる場合がありますし、何よりお腹にものがあるように感じるのであまり食べれなくなってしまったりもします。
そのため脂質はできるだけ取らないほうが良いとされてます。
ゼリー系なら同様に0gになるのですが、エネルギーバーなどは脂質を0gにしてしまうと美味しくないので大体はちょっと必ず入ってます。
ポイフルの場合はゼリー系と同じで脂質が0gですが美味しいです。
後はナトリウムがちょっと入ってますが、これを目的にして撮るほどの量ではありませんので無視します。
・歯ごたえについて
このグミは小粒ですが、少し固めです。
HARIBOほど硬くはありませんが、果汁グミよりかはちょっと硬いです。
しかし、この歯ごたえが良いんです。補給食としても。
補給食は一般的には疲れている時に摂ったり、素早く摂る必要があるのであまり歯ごたえはありません。
特にゼリー系なんかはそうです。
しかし、状況によっては歯ごたえがあった方が良い場合があります。
それは軽い眠気が襲ってきた時や、ダルかったり集中力が下がってる時です。
自転車の場合は長時間運動することが多いのでどうしても少し集中力が下がったりすることがあります。
こういう時は軽くストレッチしたり、歌ってみたりと各々に対処法があると思います。
補給食的にはカフェインの入ったものを摂るという選択があります。
しかし、カフェインには確かに眠気覚ましの効果もありますが同時に利尿作用があるため、トイレが近くなってしまう可能性がありうかつには取れなかったりします。
そんな時にこの適度な歯ごたえのあるポイフルはとても便利です。
噛むという動作自体に眠気覚ましや集中力を高める効果があるのはよく知られてます。
それを利用します。これならトイレが近くなることもなく、同時にカロリー補給も出来ます。
しかも効果も早いので便利です。
・食べやすさについて
補給食として重要な要素の一つに食べやすさがあります。
どんなに栄養的に優れていても食べにくくては困りものです。
ポイフルの場合はかなり食べやすいと思います。エネルギーバーなどより食べやすいかもしれません。
それもこれも、このポイフルが箱入りだからです。
このような箱に入っていて、パカっと口があきます。
その開いた口からポイフルがころころ出てきます。
この口を開ける動作は片手で簡単にできます。
（ファイト一発！と叫ぶ必要はありません）
ちょうど、リ○ビタンDのCMの様な感じで親指を使ってパカっと・・・
で、開いたら自分の口を開けで軽く箱を振りながら、ダイレクトにザラザラと食べちゃいましょう。
食べ終わったらまた片手で蓋を閉じてポケットに。
蓋があるため分割して食べることができます。ちょっとずつ食べて、集中力を維持するのにはもってこいです。
ただし、買うと透明なプラスチックの包装がされているので、それは予め剥いでおきましょう。
・注意点
便利なポイフルですが、一つだけ欠点があります。
それは気温が低いとかなり硬くなってしまうことです。
低音だと、HARIBOとは少し感じが違うものの十分にタメを張れるくらいまで硬くなります（笑）
そうなると流石に走りながら食べるのは大変です。何度も噛んで、もぐもぐしなければいけません。
対策としては寒い時は、一番肌に近いジャージのポケット（例えば半袖ジャージの上にアウターを着ている時は半袖ジャージの方のポケット）に入れておくと体温で多少暖められるのでマシになります。
しかし、それにも限界はあるので11～13度を基準に考えてそれより下の温度の場合は使用しないほうが良いと思います。
そして歯ごたえがある関係上、やはりこれをメインの補給食にしてしまうのは辛いと感じました。補助的な感じで1～2箱持って行くといいでしょう。
・まとめ
歯ごたえがあることを逆に利用した眠気覚まし/集中力UP効果の付いた補給食として優れていると思います。
実は実際にこういうグミ系の補給食は存在しています。
今年のジャパンカップにも来てくれたJelly Belly が Sport Beansというものを作ってます。しかしこれは入手性が悪いですから、ポイフルで代用しても問題ないでしょう。
気温のことから冬は厳しいですが、それ以外のシーズンには活用できるでしょう。
価格評価→★★★★★(補給食としてみれば安い）
評 価→★★★★☆(トイレの近くなる冬場に使えたら完璧だった・・・）
＜オプション＞
カタログ重量→内容量53g 実測重量 60g（箱込み）
